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アクセスカウンターが1000を超えました。
やった!嬉しい!
読んでくださっている方々、本当にありがとうございます。
これからも、どうかご愛読くださいますよう。
読むに耐える記事を書けるよう、精進いたしますから。

アクセス1000のヒットは非常に喜ばしく嬉しいのだが、今夕、ありがたくない「ヒット」もあった。

仕事帰り、歩道を自転車で走っていて、車と接触したのである。
幸い、車はゆっくりと車道に出るところでスピードが出ていなかったから、大袈裟に自転車がひっくり返ったわりには大した怪我をしなかった。
それでも、痛いやら格好悪いやらで、平謝りの運転手さんにどんな顔をすればいいのか解らない。
こんなとき、まず何をすればいいのだろう?
落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせるのだが、なぜだろう、頭に浮かんでくるのは
「早く帰って、晩御飯の支度をしないと」

運転手さんは非常に誠実な対応をしてくださり、「救急車を呼びましょう」と
言ってくださったが「それには及びません」とお断りした。
お互いの連絡先を確認して帰り際、運転手さんは私の自転車を見て
「あ、前籠がへしゃげてしまいましたね」と申し訳なさそうに仰る。
ご心配なく、これは市場での買い物を詰め込みすぎて、こうなったのです。

家に帰って一息つけ、スーパーへ出かけた。
Kさんからもらった美味しい白菜、お葱があるから…今夜はすき焼き!
事故に遭って興奮状態になっていたのか、めったに買うことのない和牛を買ってしまった。
お腹を空かせた息子たちを前に、「どうよ!和牛やで」とひけらかすと
次男が言った。
「おかん、微妙に理性が働いていたんやな、和牛やけど半額処分品やで」

親子三人、炬燵に入ってすき焼きをつついていると、息子たちは口々に
「明日、絶対にお医者さんに診てもらいや」
「年が年やねんから、甘くみたらあかんで」
老いては子に従えじゃないけれど、後々の持病になっては困るから、明日はお医者さんに診てもらおう。

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【2006/10/31 00:03】 | 未分類 トラックバック(0) |

大丈夫ですか?
ゆう
こんばんは。
その後、お体の具合はいかがですか?
事故の直後はびっくりして、痛みも感じないのですが・・・後から打ち身の痛みなどありますので、用心なさってくださいね。私も6月に事故に遭ったばかりなので、心配です。




mikko
こんばんは。
まずは、アクセス1000ヒットおめでとうございます!
これからも頑張って続けてくださいね。
それと、もう一つのヒットは・・。
大変でしたね、大丈夫ですか?
大事がなければいいのですが・・。


senju
ゆうさん、mikkoさん、こんばんは。
ご心配をおかけしました。ありがとうございます。
整形で診ていただきましたら、打撲だけで骨に異常はありませんでした。
老化は別としまして。
でも、息子たちがやけに優しいので、もう少し痛い振りをしておこうかなと考えたりしています。

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先々週、Kさん宅を訪れたときに引き続き、本日も晴天なり。
10月も終わりに近づいたというのに、かなり暖かい。
すっかり稲刈りの終わった田んぼに囲まれた一本道を自転車で走るには、絶好の日和である。

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途中、枝豆畑を発見。
枝豆は収穫し忘れて枯れているのではなく、乾燥させて大豆にするのだそうだ。
なにをかくそう、私はこちらに越してくるまで、枝豆と大豆はまったく別物だと思っていた。
昔は、お豆をとった後の鞘は燃料にし、大豆は稲刈り後の藁に包んで納豆にしたらしく、その無駄の無さには感心するばかりである。

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Kさん宅に到着したのは、まもなくお昼という時間。
なんてお行儀の悪い訪問者なのだろうと我が身を恥じつつ、「こんにちは」と声をかけた。
チャコちゃんがひょいと顔をあげて、尻尾をふっている。
私のことを覚えていてくれたのだろうか。

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「やぁ、来た来た。まずご飯にすっぺ」
Kさんは、庭にご馳走を並べて待っていてくれたのである。
裏山は紅葉が始まっていて、外で食事をするには最高のロケーションだ。

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ま、ビールまで用意してくださってる!これじゃ、まるで飲み会じゃありませんか!
「まず、いいからいいから。ビールが温まらないうちに飲め飲め」
「なんだか申し訳ないですね」と言いつつも、注がれるビールを紙コップにしっかりと受け止め、Kさんご自慢のお漬物を肴に飲めば、この世の至福。
宴会モードに入りかねない危うさを救ってくれたのは、怪しくなってきたお天気だった。
「雨、降らねぇうちに、畑さいかねぇと!」

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本日のお手伝いは「もってのほか」と呼ばれる食用菊の収穫である。
この名の由来は「こんなに美味しいものを食べるなんて、もってのほかだ」とか「菊を食べるなんて、もってのほかだ」と諸説あるらしい。
それにしても、みごとに咲いた紫の菊、清々しい香りが一面に漂っている。
収穫用の籠を腰に結わえて、さっそく収穫開始。
Kさんと二人、世間話をしながら、一つ一つ花を摘んでいく。
この菊は6月頃に植えるのだそうだ。
ちょうど田植えが終わった頃で、一休みする間もないよとKさんは笑う。
いっぱいになった籠を何度かコンテナに移したりしているうちに、夕方5時をすぎて、指先が冷たくなってきた。
「そろそろ終わりにすっぺ。白菜もっていくか?」
はい!ありがとうございます!

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すっかり暗くなってきたのに、Kさんは別の畑に行って、見事に育ったブロッコリーとお葱を取ってきてくださった。


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どれもこれも、KさんとKさんのご主人が丹精こめて作られたものばかり。
さっそく今夜、ありがたく調理させてもらった。
白菜はパキパキで瑞々しいこと、この上ない。
菊はお浸しで存分に堪能させてもらった。

Kさん、ほんとうにごちそうさまでした。
これに懲りずに、また呼んでやってください。


【2006/10/29 22:31】 | 未分類 トラックバック(0) |


新世界ゲン
食用菊の頼りは、まだ暖かい地域の者には新鮮です。
それと見ていても狭いパソコン画面から、広い世界が広がり心が安らぎます。
自然の便りはいいですね、初雪が降れば知らせてくださいネ
後3回で1000回記念ですね
新世界ゲン


senju
ゲンさん、こんばんは。
こちらに越してきて丸4年になりますが、いまだに新しい発見があり、毎日が新鮮です。
大阪の悪友は「そろそろ大阪が恋しいんじゃないの?」と言いますが、なんのなんの。
これからも「東北の四季、時々主婦の愚痴」を書いていきますので、宜しくお願いします。

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近頃、我が家の南側の窓を全開することができなくなった。
というのも、もともと家の南側は一面の田んぼで、家主さんからは「今後10年、この景色が変わることはないでしょう」と聞いていたのに、今年に入ってからは次々と更地になり、今では新築ラッシュになったからである。
今日はとてもいいお天気で、南の窓からは2000m級の山々が気恥ずかしいほどに美しい姿を見せてくれるのだが、庭のすぐ後ろでは、大工さんたちが仕事に精を出していらっしゃるので、窓を全開するわけにはいかない。
こんなことなら大阪と大して変わらないじゃないかと、ちと不満である。

先週の土日は温泉三昧で、ろくに掃除もできなかったから、今日は気合を入れて家の片付けをするつもりだった。
出したばかりの炬燵を「よいしょ」とひっくり返し、控えめに開けた窓に炬燵布団を干す。
腕まくりをしなおして、息子たちの部屋を覗いてみると、布団は引きっぱなし、脱いだ服は放りっぱなし。
もぉ!責任者、出て来い!

ぶつぶつ文句を言いながら、延々と掃除をすること3時間。
その間に煮ておいた「おでん」は、うふふの出来具合になっていた。
と、電話が鳴った。
先日お世話になったKさんからである。
「菊がちょうどいい頃だけんど、どうする?」
霜が下りてしまうと菊が傷んでしまうから、収穫は今がピークなのだそうだ。
「はい、ぜひともお伺いします!」

「もってのほか」というユニークな名前をもつこの菊、心待ちにしてくれている友人も多い。
明日、いっぱい収穫してくるからね。
首の痛みもすっかり消えたことだし、はりきってくるとしますか!

【2006/10/29 01:21】 | 未分類 トラックバック(0) |


mikko
こんにちは、senjuさん。
「もってのほか」面白い名前ですね~。
そういえば、小さい頃祖母が、菊の花の甘酢漬けを作ってくれたのを思い出しました。
温泉旅行も楽しかったようで、羨ましいかぎりです。
私もゆっくり温泉につかりた~い!


senju
こんばんは、mikkoさん。
たしか、mikkoさんは東北のご出身でしたよね?
菊は清々しい香りとシャキシャキの食感が魅力。
甘酢に漬ければ、さぞ、色も鮮やかでしょう。
早速、試してみることにします。


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今宵、大阪新世界の人情話を一つ。
母が駆け出しの漫才師だった頃、一番お世話になっていたのは大阪新世界の新花月という劇場だった。
母たちは女三人が舞台に並ぶというだけが取り得で、下手な漫才だったから、客席からは容赦ない野次と怒号が飛ぶ。
ぐっと涙をこらえ、♪花のステージ、ライトを浴びて~♪と歌って舞台を下りるのがやっとだったというから、新花月は新人を鍛える格好の場所であったのだろう。

そんな苦行時代から、ずっと母を応援してくださったお客さんがいる。
その方は、いつも赤いシャツを着ていらしたことから、ついたあだ名が「赤シャツ」。
漱石の坊ちゃんにも登場する高邁なあだ名ではないかと思いきや、母が言うに
「いや、あんまり洗濯してなかったんとちゃうか?きれいなシャツやなかったで」
新花月の客席は狭く、常にお酒と汗とお手洗いの匂いが充満していて、当時の新世界という場所柄、お客さんの殆どが日雇い労働の人だった。
彼も多分、そんな一人だったろうと思われる。

場数を踏んできた母たちが、ちょっとはまともに漫才ができるようになっても、赤シャツは変わらず客席に足を運んでくれた。
やがて母たちは道頓堀角座だ、神戸松竹座だ、余興だのと忙しくなった。
それでも、たまに新花月の舞台が入る。
新花月のトリを取るようになった母たちを、赤シャツは満足そうに頷きながら観ていらしたという。

それから5.6年後、母たちの漫才トリオは諸般の事情で解散し、母は一人になった。
紆余曲折の末、浪曲の三味線を弾いていた母は、ある日、昔懐かしい新花月で曲師を務めることになった。
かつて主役として踏んだ本舞台を屏風の裏で眺めるのは、負けず嫌いの母には辛いことであったろう。
「これも仕事」と割り切って、母が三味線を懸命に弾いていると、屏風の端で人影がちらちらする。
「何や、気になるな」と目を移せば、赤シャツが懸命に手を振っていた。
懐かしそうに嬉しそうに笑いながら、「よう帰ってきたな」と言わんばかりに
浪曲はそっちのけで、屏風の裏にいる曲師に手を振り続けていた。

「芸人冥利に尽きる」と母は言っていた。
次回の帰阪の折には、母が大好きだった新世界に必ず行こう。

【2006/10/28 02:37】 | 未分類 トラックバック(0) |


sanatch
とても良いお話ですね。
そこまで応援されることも、応援することもすごい事だと思います。
感動してしまいました。


senju
sanatchさん、こんばんは。
過分のお言葉、恐縮です。
ときどき、母の話を書こうかなと思っています。
楽屋の裏話とか・・いかんせん、文章力がともなわず、書ききれるかどうか心配ですが。


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日本ハム、優勝おめでとうございます!
選手および関係者の方々、北海道いや全国の日ハムファンは勝利の美酒に酔っておられることだろう。
阪神ファンの私としては、新庄選手の姿が送り出した息子の晴れ姿のように映り、ほろりときてしまった。
気候の厳しさゆえに、北海道の野球はイマイチと言われていた頃もあったのに、そんな逆風を跳ね返して、今では高校野球もプロ野球も強い。
なれば、今のところ経済的には元気のない北海道だが、日ハムの優勝を皮切りに挽回するのではないかしら?
大いに期待するところだ。
いずれにせよ、ほんとうにおめでとうございます、お疲れ様でした!

今季、我が阪神タイガースは終盤に猛追するも、リーグ優勝を逃した。
しかし、ペナントレースが終わったとき、岡田監督は心強いコメントを発表されていたし、選手たちもますます元気であるから、来年は必ずや優勝すると思われる。
太田知事には、再び道頓堀の清掃をお願いしたい。

それにしても、プロ野球の試合を炬燵に入って観たのは、初めての経験だった。



【2006/10/26 22:27】 | 未分類 トラックバック(0) |


sanatch
リーグもシリーズも札幌で決めるとは畏れ入りました。来シーズンが楽しみです。
明日の夜から札幌入りする私にとっては、優勝記念セールも嬉しかったりして(笑)


senju
明日の夜はススキノでお祝いってところでしょうか。
羨ましいなぁ~
北海道はもう寒いくらいでしょうから、風邪など召しませぬよう。

1000回目にアクセスしたい
後藤 進
1000回アクセスあと27回ですね
出来れば私が1000回目に当たれば良いのになー
地元の季節物で出来れば果物・野菜など知らせてもらえば
地の香りがするのではあるまいか、ないまいか
今日新世界のネオンが新しくなり点灯式で人だらけでした
新世界ゲンより



senju
新世界のゲンさん、コメントをありがとうございます。
カウンターが夢の4桁を指すのも時間の問題?いえいえ、カウンターを毎日拝んでいます。1000回目のアクセスにご協力いただければ、幸甚と存じます。
通天閣の点灯式、テレビで観ました。
新世界も変わりましたね。ちょっと、寂しい気がします。

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先週末は温泉三昧をしてさんざん遊んできたのだから偉そうには言えないが、実は月曜の朝から、首の左側が痛くてたまらない。
寝違えたのか、息子たちを放ったらかして遊んだバチがあたったのか、原因はよくわからない。
「なにしたな?首、まわんねぇのか?」と職場の人たちが心配してくれる。
「うん、借金のせいかな」とつまらぬ冗談を言ったが、かなり痛い。

火曜日の朝になると、首から肩にかけて激痛がはしり、起き上がれなくなった。
お弁当を作らなくてはと焦るのだが、起き上がるには、まずゆっくり寝返りをうって、次に左手で首を抑えながら右手でバランスをとってといった具合で、すんなり動けないのである。
「おかん、無理せんと寝とき!」
「昼飯くらい、どうにでもなるから!」
息子たちが慌しく出かける様子を布団の中で聞き、大声で「いってらっしゃい」と言ったが、なんとも虚しく情けない。

会社に欠勤の連絡をしてから、そろりそろりと着替えて病院に行くも、あいにくの冷たい雨。
気分はなおさらに重く、憂鬱である。
首のレントゲン写真を幾枚か撮ってもらい、整形外科で診察をしてもらった。
30半ばくらいの、丸いお顔に黒ブチの眼鏡をかけた先生が、じっとレントゲン写真を見つめていらっしゃる。
「ふーん、首の骨に多少の変形がみられますね」
「姿勢が悪いからでしょうか」
「それもあるでしょうけど…老化ですね」

一刀両断のお言葉であった。
そうはっきり言わなくたって…せめてオブラートに包むくらいの配慮があってもよさそうなのに。
「すごいなで肩ですね。これもよくないな」
そんなこと言われても、生まれつきでございますから。

痛み止めと筋肉をほぐすお薬を処方してもらい、来週の診療を予約して帰ってきた。
今日の夕方になってやっと楽になってきたが、一挙手一投足はいまだそろりそろりである。
一挙に75歳くらいになったようなこの二日間であったが、ブログだけは休まなかった。
執念とは大したものである。

【2006/10/25 22:43】 | 未分類 トラックバック(0) |
露天風呂を堪能して部屋に戻ると、夕食の準備が整っていた。
主婦にとって「上げ膳据え膳」ほど有り難いものはなく、ひょっとしたら、旅行の一番の目的なのかもしれない。

「お飲み物をお持ちしました」とお世話してくださっている旅館の「くみこさん」が、福島の地ビールを二種類持ってきてくださった。

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「どっちのビールをいただこうかなぁ」と私が言うと
「え?二種類のビールを合わせないの?」とみなが言う。
「へ?混ぜるの?」
「うん、今流行りよ」
流行とは知らなかった。
悔しいので「お酒は流行りで飲むんじゃないわ」と言いたかったが、田舎者の負け惜しみに聞こえそう。
つまらぬ見栄は張らぬに限る。

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先付は「柿釜盛り」
実をくりぬいた柿を器にして、柿白酢和え、水前寺海苔、はす芋が入っている。柿はそのまま果物としてはもちろんのこと、お料理に使っても美味しい食材である。
前菜は「菊菜のおひたし、子持ち鮎甘露煮、合鴨八幡巻き、煎り銀杏、梅貝の煮つけ」
器には菊の花びらが散らしてあり、枯葉をイメージする色合いのお料理に彩りを添えている。
家庭では、毎日の食卓にこんな粋な計らいはできるはずもなく、まして、家計と照らし合わせると、これだけの数の食材を揃えられない。
「ちょっとずつ、色々あるってのがいいのよね」
銀杏の殻をむきながら、友人の一人が呟くと、全員無言でふんふんと頷いた。
御造りは平目と蛸。
蛸には食べやすいように包丁が入っていて、中年主婦には心憎いばかりの気配りだった。

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御椀は「松茸土瓶蒸し」!!
惜しげもなく松茸が入っていて、芳しい香りを放っている。
一口頬張れば、つくづくと幸せを感じる。
こんなに大きな土瓶蒸しなら、軽く2合はいけるんじゃないかしら。
「なに言ってんのよ、お銚子はすでに4本目よ」
このブログを読んで下さっている方に誤解されては困るので言っておくが、
私一人で飲んでいるわけじゃない、全員負けず劣らずの酒豪ぞろいなのである。
*ちなみにお銚子は2合入りです。

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「くみこさん」が、炭の充分に熾った大きな七輪をもって来られた。
焼き松茸の登場である。
思わず、拍手をしそうになった。
友人の一人が、手際よく松茸を網に乗せていく。
残る三人はそれぞれおしゃべりしているが、その実、松茸の焼け具合が気になって、会話の受け答えがそぞろになっていた。
こちらの旅館では、この時期になると旅館全体に松茸の香りがするそうである。
さもありなん。今日も今日とて旅館は満室であり、これだけの松茸を各部屋で焼いているのだから。

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洋皿として出されたのは「米沢牛和風ステーキ」
さすが高級和牛だけあって、柔らかくて美味しいのだが、残念なことにちょっと焼きすぎの感あり。
ああ、もったいない…

この辺りから、そろそろ私は酔いが回りだし、いつの間にかデジカメを放ったらかしていた。
お料理は揚げ物、酢の物、炊き込みご飯にデザートまで続いたが、完食ならず。
あとは夜が更けるのも忘れて、おしゃべりに興じたのだった。

翌日、友人たちは「楽しかった、お天気も良かったし。ほんとうに良い旅行だった」と喜んでくれた。
「会津にも行けて嬉しかった」という友人は、会津若松の下調べをして今回の旅行に臨んだという。
本かネットで調べたのかと訊くと、「熟年の会津」という本を買っていたらしい。
「また同じメンバーで旅行に行こうね」
「そのためにも、お互いに健康でいなくちゃ!」
熟年らしい台詞で次回の旅行を約束し、楽しかった旅行の余韻に浸りながら、それぞれの帰途についたのだった。

【2006/10/24 21:07】 | 未分類 トラックバック(0) |


ゆう
こんばんは。
仲の良いお友達との旅行は、とても楽しいですよね。
露天風呂に、美味しいお酒と料理、それに楽しいおしゃべりが加われば、最高の夜ですね。
2種類のビールを混ぜて飲むのが流行っているなんて、知りませんでした。
美味しいのかな~。
地ビールが入手できたら、試してみます!


senju
ゆうさん、こんばんは。
賑やかな旅行で、「さすが、大阪のおばちゃん!」と旅館の人に思われたかもしれません。
地ビールのミックスは美味しいというか、ちょっと変わった味・・・
それでも一度は試してみる価値はあるかもしれません。


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お待ちかねの土湯温泉に着いたのは、午後3時半を過ぎた頃だった。
旅館の一番人気は、貸切の露天風呂である。
東北の夕暮れは早いので、日が暮れないうちに入らないと、露天からの景色が楽しめなくなってしまう。
お部屋に案内されて開口一番、「すぐにお風呂に入れますか?」
しかし、お風呂は露天風呂だけでなく、家族風呂、大浴場すべて貸切の予約制になっていて、すでに先に到着したお客さんが入っているらしい。
「あらま、どうする?」
「晩御飯を頂く前に入りたいわ」
「どのお風呂から入る?」
荷物をとく前からこの騒ぎ。
「まずはお茶でもお飲みになって、ゆっくりなさってはいかがですか」と
旅館の人に諭されて、やっと落ち着いたのだった。
なんのことはない、荷物をといて、お部屋からの眺めを口々に褒めあっている間に、「露天風呂にお入りになれます」とフロントから連絡があった。

揃いの浴衣と丹前を着て、九十九折の階段を下りていく。
袂にはこっそりと、会津若松で買った300mlの日本酒をしのばせて。
「わ!素敵ぃ」
立ち込める湯気の向こうは秋色に色づき始めた木々が、静かに揺れている。
そしてその足元には、清流が清潔な音をたてて流れているのだった。
一同、あられもない姿でお風呂に駆け寄り、ちょっと躊躇ってから、冷えた体をそろそろとお湯に静めた。
「ああ、いいお湯ねぇ」
「ほんと、ほんと。至福とはこのことやね」
「空気はいいし、お湯もいいし、最高!」
ひとしきり感想を述べ合うと、みな口を閉ざしてお湯の注ぎ入る音と川の流れを聴いている。
暮れなずむ秋の山間に抱かれては、煩わしいことはしばし脳裏から消して、このまま揺れていたい。
指と爪の間から、ゆるゆると日々の疲れが流れ出ていくようだった。

みな否応無しに年を重ねてきた。
不本意なこともしんどいこともあったと、口にだしては言わないけれど、
よう頑張ってきたなぁ、今夜は思いっきり飲みましょう!

美味しかったお料理は明日に持ち越します。






【2006/10/23 23:06】 | 未分類 トラックバック(0) |


sanatch
先週、ちょうど土湯温泉の前を通りました。
2年前に行った時、ついでに寄ったサファリパーク。
「動物が寄って来るのでこちらで用意したレンタカーをお進めします」と言われたものの、千円だか二千円だかかかるというので自分の車で突入。いまもドアにはシマウマに蹴られてへこんだ跡があります(笑)

ところで私もリンクを貼ってよろしいですか?ご検討下さい。


senju
sanatchさん、こんばんは。
sanatchさんとは、ところどころですれ違っているみたいですね(笑)
最近、うちの近くで熊が車に体当たりしてきたという事件(事故かな)があり、それって保険は利くのかなって思っていたのですが、sanatchさんの車にシマウマの痕跡があるところを考えると、保険は利かないのかもしれませんね。
リンクの件、とても嬉しいです。検討なんてする間もなく、もちろん喜んで!


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良いお天気に恵まれて、行って来ました「会津若松と土湯温泉」
気が置けない友人4人では、おしゃべりと笑い声が絶えるはずもなく、
賑やかで楽しい旅行だった。

土曜日、会津若松の飯盛山では白虎隊を偲び、真摯な気持ちのなったものの、山を下りるとお昼時。
真摯な気持ちはどこへやら、「桐屋権現亭」の新蕎麦に一同舌鼓をうち、
「白木屋」では会津漆器を覗き込んで「あら!これ素敵よねぇ~」と嬌声を上げていた。
「坂本コレクションも見に行きたいわ」
「会津の地酒を買って行かない?温泉に浸かりながら一杯やるってのはどうよ」

とまぁ、こんな具合で始まったこの度の旅行。
今夜はしゃべり疲れ、飲み疲れ気味なので、続きは明日にします。

【2006/10/22 22:32】 | 未分類 トラックバック(0) |

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今日もPCの前でうんうん唸ること、1時間。
あわや「3回目の悪戦苦闘を乗り越えて」になるかと思いきや、
今週末にこちらへ遊びに来てくれる友人から電話があった。
先日も3時間に及ぶ超長電話をしたばかりなのに、いやまぁ、お互いに喋ること喋ること。
朝晩は冷えるから厚手の上着を用意したほうがいいよと言うと、
「皮のコートで間に合うかしら?」
いくら東北でも真冬じゃあるまいし、そこまで防寒することはないだろう。
「会津若松に行きたい。猪苗代湖も見たい。温泉に入った後はカラオケに行こう」
いやはや、開業医ってそんなにタフなの?
私は温泉宿で、松茸の土瓶蒸しを肴に、ちびりちびりと呑りたいのに。
「それって、おばはんのすることやわ~」
う、さすがは30年来の友人、痛いところをついてくる。

同級生に「おばはん」と言われては、私だって面白くない。
電話が終わるなり慌てて、コエンザイム入りのマスクシートを顔に貼り付け、ハンドクリームを指の先まで丁寧に塗りつけた。
土曜日の朝一番に彼女を迎えに行くには、明日の夕方から空港近くまで出かけないと間に合わない。
というわけで、明日と明後日はブログを休みます。

【2006/10/20 00:29】 | 未分類 トラックバック(0) |
長男がブログを書いていたという事実が判明し、これは負けてはいられないと発奮してから、今日でちょうど一ヶ月目。
青森で足止めをくったときを除いて、毎日更新してきた。
ブログを書いているくらいなのだから、当然、文章を書くのは嫌いではない。
しかし、いくら嫌いでないにせよ、私の脳の許容量なんて知れているのだから、今宵あたりはネタも枯渇しきったか雫さえ出てこない。
母が仕事で困ったときに、よく言っていたのは
「逆立ちしようがどないしようが、鼻血もでぇへんわ」

仕事から帰ってきた母の機嫌が悪いときは、きまってお客さんにうけなかったときだった。
一緒に仕事をしていた叔母の機嫌も悪い。
ちなみに、舞台では母がボケ役、叔母がツッコミである。
二人が遅めの晩酌を始めると、だんだん雲行きが怪しくなり、
「あんたのツッコミが下手やから、うけへんかったんや」と母が言い出すと
「なに言うてんねんな!姉ちゃんが好き勝手にボケまくるからや」と
叔母が切り返す。
お酒の力を借りてか、二人の喧嘩はますますエスカレートし、ひどいときには
ハンガーを振りかざしての取っ組み合いとなる。
こうなると手がつけられないので、姉と私はそろりそろりと二階へ避難したものだった。

あの頃は、母も叔母も必死だったんだなとつくづく思う。
次元は全然違うけれど、私もがんばらなくちゃ!
目指すは300回更新。
ほんまにできるんかいな・・・

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【2006/10/18 23:58】 | 未分類 トラックバック(0) |
どちらかといえば、私は読書好きな方だと自負しているが、「趣味は読書です」という方の読書量を聞いて仰天したことがあるので、私なんぞの読書量で趣味とは言えない。

最近は、今月初めに青森へ行く予定があったことから、「太宰治全集」を読み返している。
全集は大きくて重いので、夜、布団に入って読むには不都合が多い。
かと言って、灯火親しむといった風情は持ち合わせていないので、布団の中であっち向きこっち向きしながら読んでいる。
やはりこれでは、「読書が趣味」とはいかないだろう。

息子たちが幼い頃、彼らに読ませたい本は専ら図書館からの借り物だった。
私は若い頃からずっと理系の男の子に憧れていたので、息子たち用に借りる本は彼らお気に入りの外国小説に混じって、必ず秋山仁先生の数学の本をしのばせた。
「将来、必ずや理数に強くなるはず」
一体、どんな本の読み方をしたのかさせたのか、そんな親の目論見は見事にはずれて、息子たちは二人とも文系である。

昨日、長男が「おかん、これ、読んでみ」と差し出したのは「ラディゲの死」
「三島かいな。私には、ちょっとしんどいかもしれんわ」
「まぁ、ええやん、とにかく読んでみいや」
気が重いなあと思いつつ、台所で後片付けをしていると、長男と次男の会話が聞こえてきた。
「ヤスはええで、なかなか」
「うん、俺はナオもええと思う」
え?誰誰?学校のお友達?
「ヤス?ああ、川端康成やで」
「ナオは志賀直哉やん」

あんたら、バチあたるで!




【2006/10/17 23:37】 | 未分類 トラックバック(0) |
スーパーやコンビニで買い物をすると、もれなく付いてくるレジ袋を削減する動きが始まったらしい。
たしかに、一度の買い物で、食料品用、日用品用、洗剤用等と何枚もレジ袋が
籠に押し込まれるが、袋が余ってしまうことも多々あり、もったいないことをしているなあと常々思っていた。
私の住むところでも「マイバッグ運動」を提唱しているが、使い捨てのレジ袋に慣れきった身であるから、仕事帰りの買い物では、もったいないと思いながらもついレジ袋のお世話になってしまう。

大阪に住んでいた頃、近所にスーパーはいくつかあったけれど、その中の一軒はレジ袋が有料だった。
レジ袋削減が目的の有料化ではなく、レジ袋代は寄付金として扱われていたらしい。
お米を買ったときは無料でレジ袋に入れてくれるのだが、それ以外は有料(たしか10円くらいだったと思う)なので、家計を預かる主婦たちは携帯用の袋や買い物バッグを持参していた。

たかが10円と笑うなかれ。
レジ袋10袋で、お豆腐一丁が買える。
私は非常にセコイので、すぐにそういう計算をするし、今まで無料だったものにお金を支払うのは、たとえ安価でももったいないと思ってしまう。

世の主婦がみな私と同じように考えるとは言わないが、レジ袋削減は、有料化することで大きな成果が上がるだろう。
レジ袋が減るのは良いことだけれど、私としては至急に減らしてもらいたいと思っているものがある。
お肉や魚、野菜(たとえばマイタケやシイタケなど)が乗っかっているトレー!
今が旬の松茸にいたっては、たった1本でも白いトレーに乗せられている。
松茸は横目で見るだけなのでいいとしても、とにかく一度の買い物でトレーが
山のように溜まるのである。
私が住むところでは、ゴミの分別が事細かに決められていて、トレーはトレー用のゴミ袋に入れて捨てることになっている。
このゴミ袋、一枚40円也。
しかも、月に2度しか回収してもらえない。
こんな事情を地元のスーパーがご存知ないわけないのだから、トレーの削減にもご尽力いただけないだろうか?

【2006/10/16 22:27】 | 未分類 トラックバック(0) |


mikko
こんばんは、senjuさん。
ウチの近くの生協は、袋は1枚10円で、有料ですよ。
もうずっと前からなので、みんな袋持参です!
もちろん、私も。
ちりも積もれば山となる、ですよね。
農業体験、楽しそうでしたね。
写真も沢山あったので、私も楽しませていただきました。



senju
こんばんは、mikkoさん。
やはり、都会は動きが早いですね。
「使い捨て」から「もったいない」への転換期なのかもしれません。
農家から頂いた白菜は「パキパキ」で、サラダもok!
もう美味しいのなんのって。これだから、田舎暮らしはやめられません。




ゆう
こんばんは。
私も・・・白いトレーは、とっても無駄と思っていました。
かさばるし、ゴミが増えるし。
量り売りだと、人件費にコストがかかるのでしょうか。
私の住んでいる町は、スーパーにトレーの回収BOXがあるので、まとめて回収BOKに持って行ってます。




senju
ゆうさん、こんばんは。
こちらのスーパーにも回収ボックスはあるのですが、自転車の籠にトレーを満載して、遠距離を走っていく気になれず、ついつい・・・。
子供の頃、「お豆腐を買ってきて」と母親からお鍋を渡され、おつかいに行きました。
子供心に「かっこ悪いなぁ」と思っていましたが、あれは実に無駄がなかったなあ
心なしか、あの頃のお豆腐は、今のお豆腐より美味しかったと思う昨今です。


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お昼に美味しい味噌ラーメンをご馳走になり、午後からは枝豆の収穫をお手伝いすることに。
枝豆はそろそろ終わりだけれど、少しくらいは収穫できるだろうということだった。
枝豆は20株ほどだろうか、二列に並んで秋の陽を受けていた。
「秘伝」という名のこの枝豆、ゆがいているうちから香ばしい香りがし、コクのあるお味で私の大好物である。
「もう終わりだから、好きなだけ採っていいよ」とKさんは笑うが、
好きなだけと言われれば、全部採って帰りそうになる自分がこわい。
「パンダ豆って知ってる?」
いいえ、知りませんと答えると、Kさんがこれだよと言って見せてくれた。




鞘の中に入っているお豆が、小豆色と緑色の二色になっている。
もっと堅くしまってくると、小豆色が黒くなってくるのだそうだ。
「パンダ豆」とはよく言ったものだ。
一つかじってみると、生だから青臭いのだが、その甘さにびっくりした。
しかし、もっとびっくりしたのはKさんである。
「あれ~!生で食ったんか!」

お借りした収穫用の籠を腰にぶら下げて、せっせと枝豆を籠に放り込んでいると、足元にクリが転がっている。
振り返ると、そこには立派なクリの木が立っており、よく見るとクリがいっぱい落ちている。




Kさんの畑は、秋の味覚の宝庫なのだ。
クリの「いが」で指を傷めないコツと虫食いのないクリの選別法を教えてもらい、クリご飯4合分のクリをしっかり頂いた。

「ラディッシュは好きか?」
ええ、もちろん大好き!
図々しい私は、すでに枝豆とクリで満載の籠をぶら下げたまま、Kさんの後をしっぽを振りながら付いて行く。




「サラダもいいけど、浅漬けにすっと(すると)いいべ」
なるほど、お弁当の彩りにも大活躍してくれそうだ。

こんなに貰いっぱなしでは、なにしに来たのか解らない。
それに「収穫」は農作業の中でも、一番楽しい作業だろうから、とてもお手伝いとは言えないのである。
「いいよいいよ」と言ってくれるKさんに「どうか使ってやってください」とお願いし、やっと、枯れ草がはびこっているハウスの後片付けをさせてもらうことになった。
「ここでは西瓜やメロン、とうもろこしを育てていたんだけどね。
 たぬきやハクビシンに全部食べられてしまった」とKさんはため息をつかれた。
「柿だって、このとおりなんだよ」




「動物愛護もいいけんど、一生懸命作った農家は報われねぇな」



夕方5時近くにもなれば、吹く風も肌寒くなってきた。
Kさんは、まだ畑でレタスを採っている。




「帰りは送っていってやっから」
軽4トラックの荷台には、私の自転車、本日収穫させてもらった野菜、その上、今しがたKさんが採ったばかりのレタスと白菜が乗っている。
帰り際、ご主人に
「ありがとうございました。こんなに野菜をいただいてしまって。
八百屋さんになれそうです」とお礼を言うと、あははと笑って
「また来てくださいよ」と言ってくださった。

とても楽しい一日だった。
いい汗もかいたし、心地よい疲れが充実感になる。
でも、Kさんのご一家は、賑やかな大阪のオバちゃん相手に、さぞやお疲れになったことだろう。

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【2006/10/15 21:29】 | 未分類 トラックバック(0) |


sanatch
子供の頃山の中に住んでいたので秋の栗拾いは楽しみの一つでした。
栗ごはんはごちそうだったなぁ。
なぜか今はスーパーで売っている栗を見ても食指が動きません。
自分で採りに行かないとダメかな。


senju
sanatchさん、こんばんは。
sanatchさんのブログを拝見して、いつも思うのですが、毎日ずいぶん遠くまで行かれること!お仕事なのでしょうが、本当におつかれさまです。
栗は採れたてだと、鬼皮も渋皮もするする向けるのですね。
Kさんに教えられるまで知りませんでした。
多忙なsanatchさん、栗は休養がてら採りに行かれてはいかがでしょう?

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午前9時30分、立ち込めていた霧がきれいに晴れたので、自転車の前籠に
長靴と軍手を押し込み、農業を営んでいらっしゃる知人宅を目指して出発。
国道を渡れば、一本道の両側は一面の田んぼである。
稲刈りの終わったところが多く、刈られた稲が大きな衝立のように干されていたり、あるいは、杭に刺して干してある様は、蓑傘を着けた人が整列しているように見える。
予報どおり、お天気は霧のち快晴。
サイクリング気分で出発したものの、道のりは6キロの緩い上り坂である。
10分も走れば、額にはうっすら汗がにじみだし、今朝はちょっと冷えたからと羽織ってきたヨットパーカーが厚めなことを後悔する。

「おはよう!よぐ来たな~」
出迎えてくれたのは、ピンクのギンガムチェックをあしらったエプロンがお似合いのKさんと茶目っ気たっぷりのワンちゃん、チャコちゃんである。
稲刈りが終わったばかりのKさん宅、柔和な笑みで会釈してくださったご主人は、新米の出荷に大忙しのご様子だった。

「胡瓜さ、もぐか?」
Kさんに促され、私は慌てて持参の長靴と軍手を装備。
ビニールハウスに連れて行ってもらった。





ビニールハウスの中に入るのは、生まれて初めてである。
こんなに広いのに、温かい!
おお!胡瓜がそこかしこに!






収穫用のハサミを手渡され、
「もう胡瓜も終わりなんだけんど、このハサミと同じくらいの大きさの
胡瓜さ、もいでけろ(もいでください)」
合点承知!
ものの30分もすれば、胡瓜はこんなに採れました。



どうです?美味しそうでしょう?

「そのまま食ってみろ」
言われるままに、一本を半分に割ってみると
パキッ!とはちきれる音がして、割れた口は見るからにジューシーそのもの。
傍目気にせずかぶりつくと、瑞々しくてほんのり甘くて、どこか青臭い、昔懐かしい胡瓜の味がする。
「うまいべぇ?」
うんうん、言葉もありません。

私の農業初体験はまだまだ続きます。

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【2006/10/14 23:36】 | 未分類 トラックバック(0) |
今夜、旧い友達から電話があった。
来週の土日に、こちらへ遊びにきてくれる予定の友人からである。
「どう?そっちはもう寒いの?」に始まって、延々3時間。
両者お得意の超長電話であった。
会う前からこんなに話し込んでは、会ったときに話すことがなくなるのでは
ないかしら。
いやいや、そんな心配は無用というもの。
汲めども尽きぬ話題に、名残を惜しんで電話を切ったくらいなのだから。

明日、私は農家のお手伝いに出かける予定である。
お手伝いといっても、所詮「猫の手」くらいにしかならない。
先様にしたら、とんだ足手まといになるかもしれないが、
デジカメを携え、片道6キロの上り坂をサイクリング気分で行こう。

それにしても、電話で話しながら呑んだお酒はなぜこうも酔うのだろう。
明日にそなえ、早く寝なくては!

【2006/10/14 02:20】 | 未分類 トラックバック(0) |
「今夜はカレー!」と決めてスーパーに出かけると、びっくりするほど沢山の
カレールーが並んでいる。
ルーだけではない。
キーマカレーだの、グリーンカレーだの、どんな味がするのだろうかと興味をそそられる商品には、専用の香辛料までセットになっていて、なんとまぁ、便利なものだと感心するばかりである。

我が家のカレーは息子たちが甘口、私が激辛口なのでお鍋は別々にして作っている。
といっても、ベースは同じ。
うーんと炒めたたっぷりの玉ねぎとセロリ、小麦粉をまぶした牛のすね肉か豚のスペアリブに生姜とにんにくを炒め合わせたのを、鶏のガラからとったスープでじっくり煮込んだものがベースになっている。
なにしろお肉がお手ごろ価格のものなので、柔らかくなるには時間がかかるが、休日に掃除をしながら煮込むので、冬場などはストーブにお任せである。
お肉が柔らかくなれば、息子たちのお鍋には甘口のルーを投入。
私のお鍋には、市販のルーだけでなくガラムマサラなどの香辛料を足して、大人を演出することにしている。
近頃は、庭の畑のピーマンが緑と赤の両方に実るので、カレーの煮上がりに入れるとますます演出効果は大きい。
気をよくして、息子たちのお鍋にも入れてやる。
「どう?ちょっとお洒落やと思わん?」
「おかん、この赤いのは何?唐辛子入れたんとちゃうの?」
猜疑心の強い息子たちである。

私が子供の頃、カレーライスはとびきりのご馳走だった。
鯖や鰯の青魚と菜っ葉の煮物がレギュラーの夕食に、たまにやってくる大物ゲストというべき代物であった。
それは玉ねぎ、人参、じゃがいもがお皿の上で厳然と原型を留めていたし、お肉は牛だったのか豚だったのか、塊肉ではなく薄切りだったけれど、私たち姉妹は先を争ってお代りをしたものだった。
同世代の友人知人には、兄弟が5人6人という人は珍しくない。
その一人が言うことに、兄弟を制してカレーライスを効率よく食べるにはコツがいったらしい。
「カレーライスを食べるときはな、まずお皿に盛られたカレーとご飯の比率を瞬時に見極めなあかん。カレーが残ってもご飯が残っても、お代りがもらわれへんからな」
子供ながらに、涙ぐましい努力である。

かなり前の話だが、「究極のカレーを作る」というTV番組を観た。
食材は凝りに懲り、一流のスタッフを集めて「究極のカレー」は完成。
試食した子供たちは、みな「美味しい」と喜んでいたが、アナウンサーが
「お母さんのカレーとどっちが美味しい?」と訊くと
子供たちは口をそろえて「お母さんのカレー!」と答えていた。
野暮な質問を…
昔も今も、お母さんのカレーには「母の思い」というスパイスが入っているのです。

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【2006/10/12 23:08】 | 未分類 トラックバック(0) |


sanatch
我が家はジャワ辛口&インド辛口ミックスだったりします。
東北なら宮城県名取市の「楽天ハンモック」オススメです。


senju
sanatchさん、こんばんは。
「楽天ハンモック」、行きました。
辛口なのに、お野菜の味が優しくて美味しかったなぁ。
22日に会津へ行く予定です。オススメのお店があれば、ぜひ教えてください。



ゆう
カレー大好きです。
美味しそうなsenjuさんのレシピ、参考にさせて頂きます。
夫が自宅へ外泊するときに、作ってみますね。
ピーマンの件、息子さんのように慎重な方がいいですよ。
以前、海外でカレーを食べたとき、トマトと思って疑いもせずに口に入れたら・・・唐辛子でした。辛い物が大好きな私でさえ、死んでしまうかと思うくらいに激辛でした。
本当に、最近はいろんな種類のカレールーを手軽に購入でき、便利になりましたね。
私の一番のお気に入りは、激辛の中にココナッツミルクの甘さがあるタイカレーです。
ちなみに本日は・・・冷蔵庫の中の余り物カレーです(-_-;)


senju
ゆうさん、こんばんは。
昨今のカレーは本当に豊かになりました。
私が子供の頃に食べていたのは、「野菜のごった煮カレー風味」といったところでしょうか。
こんなことを会社で話すと、若い女の子から「戦後生まれですよね?」なんて言われてしまいました。
冷蔵庫の中の余り物カレー、おおいに結構じゃありませんか!
「まぁさん家オリジナルカレー ~季節の野菜をたっぷりと~」なんて洒落こんじゃってください。

はじめまして!
sara
履歴からお邪魔しました。

カレー、本格的でおいしそうですね!!
牛すねかスペアリブ・・・鳥ガラスープ・・・よだれでそうです。
寒くなってきたので、煮込み料理をつくりたくなってきました。
参考にさせていただいて、絶品カレー目指します。
でもね、子どもたちは給食のカレーが一番好きだそうで^^;
打倒、給食カレー!懐かしい母のカレーを目指します!



senju
saraさん、はじめまして。ようこそおいでいただきました。
我が家のカレーベース、鶏がらスープといいましても、手羽先の食べない部分(なんと呼ぶのでしょうか)、塩焼きなどしたときに銀紙で包んだりする部分を料理する前にとっておいて、玉ねぎや人参、セロリの葉っぱなどと一緒に煮てス―プをとるといった具合で、いたって安上がり。参考になるかどうか、怪しいものです。
最近の給食は大変に豪華ですから、あなどれません。
お互いに腕を磨いて、子供たちに感謝されましょう。
また、ぜひぜひおいでください。
saraさんのURLも教えてください。

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先日、暴風雨の八戸駅で長時間待機したためか、昨日からどうも体調がすぐれない。
今朝、出勤すると同僚から「あれ、はれぼったい顔して!二日酔い?」と言われる始末。
三連休遊んでくるぞと宣言して青森へ出かけた手前、「疲れています」とは言えない。
「うん、まぁね」と適当にごまかして仕事を始めたが、どうも寒気がする。
こりゃ、ちょっとまずいかな?
嫌な予感ほど的中するもので、晩御飯の支度ができても、いまひとつ食欲もわかない。
「あれ?おかん、今日は飲めへんの?」
「どっか、具合悪いん?」
息子たちは私が晩酌をするしないで、私の健康度を測っているらしい。
「うん、今日は早く寝るわ」
「ってことは、今日は休肝日?」
いいえ、ブログ「休刊日」です。

【2006/10/11 23:27】 | 未分類 トラックバック(0) |


ゆう
こんばんは。
優しい息子さん達ですね。私には子供がいないので、羨ましいです。
どうぞお体をお大事に、ゆっくり休まれて下さいね。
お休みなさいませ。


senju
ゆうさん、こんばんは。
いつもコメントをありがとうございます。
ちょっときつい思いをしたからといって、体調を崩すとは。
鬼の撹乱です。

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毎月半ばに届く携帯電話代の請求書は、私だけでなく息子たちにとっても心配事の一つである。
というのも、携帯を持つにあたって、我が家で交わされた約束は
「各自の料金が5000円を超過した場合、超過分は個人負担とする」

請求書が届くと、次男は明細を見て「おお、セーフや」と胸をなでおろし、
長男は請求金額から5000円を差し引いた金額に絶句する。
貧乏学生である長男からは、すかさず超過分の支払いについて陳情が申しだされるが
「いくらなんでも、この通話料は行き過ぎとちゃう?」
よくよく陳情内容を聞いてみると、最近はメールを打つのが面倒でならないらしく、ついつい電話をしてしまうとのことだった。
かろうじて支払い免除内におさまっている次男、高校生になった彼はメール全盛期である。
定期テスト前だというのに、次男の携帯はブルブルと震えっぱなし。
これでは、ほどなく彼も免除範囲を超えるだろう。

かくいう私も、まる一日メールも電話もない日があったりすると、なんだか物足りない。
携帯を持ち始めた頃は、ちっとも着メロが鳴らなくて、たまに鳴ったりしても
「あれ?誰かの携帯がなってるよ」と言ったものだったのに。

暴風雨に見舞われた八戸のビジネスホテルで、
「八戸で侘しく一人酒をしました」なんてメールを友人に送ったのだが、
あれは無機質な電子文字より、はがきに書いて送ったほうが哀愁を誘っただろうなぁ



【2006/10/10 22:26】 | 未分類 トラックバック(0) |


ゆう
こんばんは。
私も・・・携帯電話の請求書の封を開ける前は。ドキドキしています。
我が家の携帯代は家計費からの補助が4000円です。それを超えると個人負担です(-_-;) 
私は・・・長男さんと同じで、携帯メールは面倒なほうかもしれません。メールが来たことを翌日になって気付くことも^^;返事も、かなり遅くなります。若い世代の、メールのテンポにはついていけません(>_<)




senju
いつもコメントをありがとうございます。
携帯電話の進化には、悔しいけれどついていけません。
いつまでたっても、カメラはぶれて上手く撮れないし。
最近は老眼がすすんで、メールの文字が読みづらくて。
ああ、情けない

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槍こそ降ることはなかったにせよ、 東北は暴風雨に見舞われた。
いざ出陣の朝は、頼みの新幹線が止まっている。
新幹線が駄目なら在来線、それとて大幅な遅れがあり、その後バスを乗り継いでやっと仙台に着いたのは、すでに二時を回っていた。
予定では、お昼前に八戸に着いているはず。
こんなに遅れたのなら、仙台のお寿司さんで一杯なんていう卑しい根性が頭をもたげる。
いやいや、ここでめげてはいけない。
太宰も棟方も奈良美智も、誰も私を待ってはいないのは当たり前なのだけれど、とにかく青森に行かなくては!
どこからそんな義務感が沸いてきたのか、さっぱり解らないのだが、とにかく行きたかった。

夕方4時、八戸に着いたのはいいが、在来線は前面ストップ。
勝ってなもので、JRの悲惨な事故を忘れて、ぶーぶー文句を言う。
結句、八戸に二泊するという予想外の事態になった。

今夜、無事に我が家に到着しましたが、ほとほと疲れました。
青森は二日かけてもたどり着けない、遠い遠いところです。

【2006/10/09 22:41】 | 未分類 トラックバック(0) |
日本全国、広い範囲で大荒れのお天気。
強い風にあおられて、びっくりしたキノコのようになった傘を押さえつけている人や、ドミノ倒しになった自転車などがTVに映っている。
怪我をされた方もいらっしゃるようだ。

いやはや、これは困った。
明日からの三連休、私はずっと行きたいと思っていた青森へ行く予定なのだ。
予想天気図を見ると、私は台風並みに発達した低気圧を追いかけて北上することになる。
今日も今日とて、一日中冷たい雨が降り、夜にはエアコンの暖房運転に切り替えてスイッチを入れたくなるほどである。
青森は、もっと寒いのではなかろうか。
「なぁなぁ、薄手のコートを持っていった方がええんとちゃうやろか?」
深刻ぶって息子たちに相談するのだが、ウキウキした様子は隠しきれないとみえて
「ふ~ん、仕事やないねんから、自分で考えたら?」と息子たちはそっけない。
斜陽館、奈良美智、津軽三味線、ああワクワクする。
「あんまり呑みすぎなや~」
まったく、イヤなことを言う息子である。

雨が降ろうが槍が降ろうが、私は青森へ行くぞ!
留守をよろしく!

【2006/10/06 21:45】 | 未分類 トラックバック(0) |


ゆう
こんばんは。
今日は風が強かったですね。こちら佐賀では・・・風が雲を吹き飛ばし、綺麗なまん丸お月様が空に浮かんでいます。
明日は青森にご旅行なんですね。少しでもお天気が良くなりますように。
美味しい食事とお酒のお話を、楽しみにしています。




mikko
こんばんは、senjuさん。
といっても、ご旅行中ですよね。
いいな~旅行!
今日は関東は風は強いけど、とってもいいお天気でしたよ。
東北はどうだったのでしょう?
ゆっくり楽しんできてくださいね!


sanatch
私は秋田出張&八戸旅行から、さきほど帰ってきました。
意外と「せんべい汁」が美味しかったのに驚きです。


senju
ゆうさん、こんばんは。
コメントをありがとうございます。
いやぁ、悪天候には泣かされました。
それでも、しっかり美味しいものだけは食べてくるのですから、さすがは大阪のオバちゃんでしょ!


senju
mikkoさん、こんばんは。
♪あ~青森は今日も雨だった♪の心境でした。
お天気だったら、どれほどきれいだったろうかと、残念至極。
普段の行いを反省します。


senju
sanatchさん、ようこそおいでいただきました。
八戸にいらしていたのですか!ひょっとして、八戸の飲み屋さん街で、sanatchさんとすれ違っていたかもしれませんね。

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北海道の小学生の女の子の「いじめ」を苦に自殺した事件は、本当にやるせない。
残されたご両親が、どれほど辛く悲しい思いをされていることか、子を持つ親の一人として推察するにあまりある。
ニュースで観た女の子の遺書からは、クラス全員から疎外されていた様子が伺えた。
悲しかっただろう、辛かっただろう。
私も小学生の頃に、クラス全員から疎外されるという「いじめ」にあったことがあるから、少しは女の子の気持ちが解るような気がする。

「いじめ」を隠していた市教委は言語道断だが、この事件の一連の放送を、加害者であるクラスメートたちはどう観ているのだろうか。
女の子の死をどのように受け止めているのだろうか。
女の子を死に追いやってしまったという良心の呵責に苛まれながら、生きていかなくてはならないとすれば、それもやるせない。

ニュース番組は、責任の所在をここだそこだと報道し、市長さんが女の子の遺影の前で土下座されている映像を流した。
その映像を白けた気分で観てしまうのは、私がへそ曲がりだからだろうか。
女の子は、市長さんの土下座も、見知らぬ大阪のオバちゃんのブログに載せた哀悼の意も欲しくなんかないだろう。
欲しかったのは、友だちと一緒に学校から帰ることだったのではないだろうか。

【2006/10/06 00:11】 | 未分類 トラックバック(0) |
今までにラブレターというものを、もらったこともなければ、出したことも無い。
いまやメールが幅を利かすご時世であるから、もはやラブレターという言葉自体が死語になっているのかもしれない。
もらったことは無いのに、家の郵便受けに入っていた私宛の封書を、誰もいないところでドキドキしながら丁寧に開き、夢中で読んでいる自分の後姿を想像するだけで、「ああ手紙っていいなぁ」と思ってしまう。

ラブレターではないが、小学5年生のころにもらった手紙は忘れられない手紙の一つになっている。
差出人は近所の木下君だった。
木下君は細面で線が細く、一挙手一投足がナヨナヨとしていて、
学校では「こんにゃく」とうあだ名がついていた。
子供は、実にストレートなあだ名をつけるものだ。

手紙が郵送されたものだったのか、あるいは手渡されたものだったのか、どうも思い出せない。
手紙は、当時、私を好きだと言ってくれた男の子のことを援護する内容だった。

「みんな、おまえ(私のこと)をO君の「変人」やというてるけど、ほんまに
あいつはおまえのことを愛してるねんで」

「変人」は「恋人」の誤字である。
私は、まずそこで、この手紙がイヤになった。
誤字だと気づいたとき、小学生が誰それの恋人だなんて気持ち悪かった。
ましてや、私はO君ではなく、同じクラスのK君が好きなのに!
「愛している」?いやー気持ち悪い!
私はますます木下君とO君のことが嫌いになり、翌日からは木下君とO君を無視する態度に出た記憶がある。

しかしながら、ずっと心にひっかかる手紙だった。
O君のことよりも、O君を応援した木下君の,殴りつけたような文字が忘れられなかった。

去年の9月、大阪の千日前で中学校の同窓会があった。
原型を留めている人いない人、それぞれ懐かしく、おおいに飲んで騒いだ。
その中にO君はいた。
すっかり恰幅が良くなり、今では大企業の重役さんだという。
「へぇ、すごいねぇ」と言いながら「…もったいないことしたわ」
心の中で私は、ちらりとさもしい考えを起こしていた。

木下君は来ていなかった。
木下君は、あの手紙のことを覚えているのだろうか。
O君は、あの手紙のことを知っているのだろうか。
「そんな子供のころのこと、覚えてるはずないやんか?あんたも暇やな」
と、逆襲されるかな。

【2006/10/04 23:18】 | 未分類 トラックバック(0) |


ゆう
こんばんは。
なんだか、ほんわかとなるエピソードですね。(変な表現になってしまいました^^;)
手紙の内容はともかく、木下君とO君の厚い友情が微笑ましいです。
私も、ラブレターは出したことがありませんが、バレンタインのチョコを渡すときに、ドキドキしたことを思い出しました。

いつもブログにご訪問下さって有り難うございます。
私こそ、お近づきになれたらとても嬉しいです。
また是非、あそびにいらしてください。




senju
ゆうさん、いつもコメントをありがとうございます。
昨日のことですが、O君からメールが届きました。
「もう時効は成立しているので、逆襲はありません」とのことでした。


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もうずいぶん前の話になるが、ただ一度だけ、年末ジャンボを買ったことがある。
その日から毎日、宝くじが当たると思えてならない。
「そんなはずない」と打ち消そうとするのだが、逆にだんだんと確信に変わってきた。
とるもの手に付かず、落ち着かず、1億というお金の使いみちを毎日考えた。
親戚縁者に報せないほうがいいのかしらと、真剣に悩んだりもした。
結果は、みごとにはずれ。

以来、宝くじは買わないことにしている。
年末ジャンボやサマージャンボ、高額の賞金に目が眩みそうになるが、やはり買わない。

職場のお昼休み、一緒にお弁当を食べる仲間たちから、冬の通勤手段をどうすのかと訊かれた。
「雪、降っだら、自転車さ、のらんにぃべ(乗れないでしょう)?」
「そう、困るよなぁ。免許が欲しいけど」

実は、今年のお正月にたてた私の目標は「運転免許をとる」だった。
しかし、10月に入って今日で三日目、すでに今年は4分の3も過ぎてしまったのに、いまだ目標はお正月のままである。

仲間たちは、免許を取るのに必要な経費を計算し、
雪道を走るときの注意点まで、懇切丁寧に教えてくれるのだった。
うちの近くの○○さんは、55歳で免許をとった、あなたは○○さんより若いのだから諦めてはいけないと励ましてもくれた。
仲間たちの好意と励ましに、私もすっかり勇気付けられた。

「初めての車は軽四で充分やね?」
「んだ、充分でねえかな」
「雪道の運転って、怖そう」
「心配ねぇって、ついていてやっから」
元気が出てきた私は、自分で車を運転している空想を膨らませた。
「前から行ってみたかったところがあるから、まず最初にそこへ行く。
 それから、いつも自転車に乗って聴いていた曲をかけて…」

そんなことより、早く免許をとりましょう。

【2006/10/03 23:36】 | 未分類 トラックバック(0) |

リンクのご報告
mikko
こんばんは、senjuさん。
宝くじ、私も、「当たったらあーして、こーして」
と言っていたら、ダンナが一言。
「買わなければ当たらない」
・・・ごもっとも。

さて、先日のリンクの件ですが、なんとか私の方からもつなげさせて頂く事が出来ました。
これからもよろしくお願いしますね。


senju
mikkoさん、ようこそ!
私の胸算用は、いつまでたっても治らないようです。
こちらこそ、末永く宜しくお願いします。

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我が家は揃いも揃って、大の犬好きである。
大阪の狭い賃貸マンションでは叶えられなかった夢、犬を飼うという夢が、こちらに越せば必ずや叶えられると思っていた。
しかし、家の賃貸契約書には「ペットは固くお断り」と書かれてあり、我が家の夢は儚く潰えてしまったのだった。

そんな折も折、ご近所に黒のラブラドールレトリバーがやってきた。
はしゃぎたい盛りの子犬だった。
そのお家の前を通るたび、触りたくて触りたくて仕方ないのだが、なにしろ私たちは新参者なので、とても言い出せない。
数ヶ月経って、やっとラブくんに触れる機会があり、私たちは彼の名前が「ラッキーくん」だということを知った。

ラッキーくんは、あれよあれよという間に大きくなり、
それと比例して、飼い主の、幼い子供さんたちの手に余ったのだろうか、
やがて、ラッキーくんは庭にしつらえた小屋につながれ、夜となく昼となく
「おんおん」と鳴くようになった

冬が来て、毎日うんざりするほど雪が降る。
ラッキーくんの鳴き声も聞こえない夜、辛抱できなくなったか、うちの長男が
そっと様子をうかがいに行った。
ラッキーくんは、小屋の外で、雪にまみれたまま丸くなっていたという。
長男がラッキーくんの頭をなでると、ゆっくり体を起こして、長男にもたれかかってきた。
「ぬくいか?ラッキー、さぶかったやろ?」それくらいしか、でけへんかったわ
帰ってきた長男は、そう言って切なそうに笑った。

数日後、ラッキーくんがつながれていた雪の上には、ラッキーくんの首輪だけが残っていた。
ラッキーくんがどこへ行ったのか、
私はその答えが怖くて、いまだご近所のどなたにも聞けずにいる。

【2006/10/02 23:07】 | 未分類 トラックバック(0) |


ゆう
こんばんは。
息子さんの言葉、ホントに切ないです。涙が出てきました。
でも・・・自分の事を気にかけてくれた人がいたこと、ラッキーくんは忘れないと思います。
素敵な飼い主さんのもとで、幸せになっていたらいいですね。



senju
こんばんは!
再度のご訪問、とても嬉しいです。
ラッキーくんのtことは、その名のとおり、幸せに暮らしていて欲しいと願っています。
ところで、ゆうさんのURLを教えていただけませんか?



ゆう
こんばんは。
先日は、私のブログにご訪問下さり、有り難うございました。
家には、甘えん坊のわんこがおりまして・・・ラッキーくんと重なってしまいました。



senju
ゆうさん、こんばんは。
ゆうさんのブログ、解りました。
実は、お邪魔するたびにコメントを書かせていただこうか、どうしようかと迷っていたのです。
どんな言葉も白々しくなりそうで、腰が引けていました。
もしも、お近づきになれたのなら・・・とても嬉しく思います。
私は図々しいので、たびたびゆうさんのブログにお邪魔することにします。


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たしか、車のCMだと思う。
プリマドンナが花束を手に祝福を受けているのを尻目に、端役を演じたと思われる娘さんが、しょんぼりと劇場から出てくる。
ジャン・レノさんが扮するお父さんは「よかったよ!」と拍手で彼女を迎え、正面玄関前に止めた車に招き入れると、車内にはお花がいっぱい!
嬉しそうな彼女に、お父さんが一言。
「次に咲くのは、君だよ」
少々の言葉違いがあれば、それはご勘弁いただくとして、なんともカッコいい一言である。

若かりし頃から今まで、そんな気の利いた一言をかけてもらった覚えはないが、それならそれで私の方から洒落た一言が言えるようになりたい。
去年の11月、東京のホテルオークラで一泊したときのこと。
ちょうど七五三の時期であり、晴れ着やドレスでおめかしをした女の子がロビーに賑わいを添えていた。
タクシー乗り場まで荷物を持ってくれたホテルの人に
「今日はお姫様がいっぱいいらっしゃるんですね」と私が言うと
彼はにっこり微笑んで言うに
「ええ、お殿様もたくさんおいでになります」
私なりに気を利かした一言に、洒落た一言を返してくださったのである。

路線は違うが、長男の小学校入学式のときにこんなことがあった。
式典のあと、子供たちはそれぞれの教室に入って、担任の先生の話を聞く。
教室の後ろ側には、ずらりと保護者が並び、その数はどうみたって子供たちの数より多い。
当日にランドセルは必要なかったのだが、ただ一人だけ赤いランドセルを持ってきた女の子がいた。
ご両親が持っていくように仰ったのか、あるいは彼女が持っていくと言い張ったのか。
いずれにしても、女の子は恥ずかしそうに俯いたままだった。
緊張気味の子供と保護者を前に、先生は一言一言丁寧に新学期の説明をされていた。
「この水色のリボンは、新一年生、全員がつけることになっています。
 リボンは・・・あ、このランドセルをちょっと貸してもらっていい?」
女の子はおずおずとランドセルを差し出すが、すぐに俯いてしまう。
「ランドセルの横、ここの部分に取り付けてください」
先生はこう説明をされたあと、女の子にランドセルを返しながら
「ありがとう。あなたがランドセルを持ってきてくれたから、うまく説明ができました」とおっしゃった。
女の子は照れくさそうにしていたが、その後は顔をしっかりあげて先生の話を聞いていた。

「重み」の差を度外視して、どれもカッコいいなあと思って書き並べた一言だが、いずれにせよ、人の痛みが解らないと言えない言葉なのではあるまいか。



【2006/10/01 21:44】 | 未分類 トラックバック(0) |


mikko
こんばんは、早速遊びに来させていただきました。
ランドセルのお話、とってもいいお話ですね。
なんて素敵な先生なんでしょう!
うちの子供たちも、そんな素敵な言葉に出合えればいいな、と思います。
ところで、実は私は東北出身で、前回のブログの芋煮会のお話、懐かしく拝見しました。
秋になると、当たり前の様に川原で繰り広げられていた光景でしたね。
またやりたいな~。
そうそう、早速リンクしていただき、ありがとうございました。
それで、私の方からも、リンクをはらせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?
ぜひよろしくお願いいたします。




senju
ようこそ!おいでいただき、ありがとうございます。
リンクの件、もう喜んで!
これからもよろしくお願いします。

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