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梅雨入りしてから、今日やっと雨らしい雨が降った。
このところ、庭に作った猫の額ほどの畑はからからで、茄子は背丈が伸びなかった。
この雨で、茄子はやれやれと胸をなでおろしていることだろう。
しかし、丸一日、雨が降り続くと気持ちがクサクサしてくる。
掃除機をかけても畳はさらりとせず、廊下も心なしかじっとりしているようで気持ちが悪い。
昨日、盛大にラジオをかけて採ってきた山椒の実を料理する気になれず。
寝不足のときに似た気だるさが、体の芯にべったり張り付いているようで、生欠伸がついて出る。
我が家の元気太郎である次男でさえ、家の中でごろごろ、得意のツッコミもいまいち冴えない。
せっかくの休日、これでは面白くない。こんな日こそ、美味しいものを食べよう!
次男に「今晩、何が食べたい?」と訊くと、「冷奴」と言う。
「他には?」と重ねると、「冷やし素麵」。
安上がりで嬉しいけれど、それではあまりに愛想のないおかずになってしまう。
ならば、ちょっと気の利いた薬味を添えてみようか。
庭では茗荷がぐんぐんと大きくなっているから、2.3本摘んで薬味にすることにした。
ちなみに、大阪にいたころ、私は茗荷といえば楕円形の赤いものであるという認識しかもっておらず、緑の茎(この辺りでは茗荷竹というらしい)も美味しいとは知らなかった。
小口切りにした茗荷は白いお豆腐によく映えて、目にも涼やか、独特の芳香はしばし梅雨の鬱陶しさを忘れさせてくれた。
しかし、いくら当人の要望とはいえ、こんなおかずばかりでは食べ盛りである次男に支障をきたす。
次男が痩せさらばえる前に、どうか梅雨が明けますように。

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【2008/06/29 18:57】 | 未分類 トラックバック(0) |
2日目の日中は、市内観光をすることに。
ホテルで自転車を借りたのはいいけれど、名所である旧イギリス領事館やハリストス教会は急な坂を登ったところにある。
海沿いの道を走っているときはにこやかにサイクリングしていたけれど、旧イギリス領事館の前に着いたときはとんでもない形相に変わっていた。
ソフトクリームを食べて一息つけ、文学館を訪ね終わると、もうお昼を過ぎている。
友人が「函館の回転寿司はグレードが高いよ」と言う。
それならば早速と、自転車をとばした。

大きな回転寿司屋さんの前では、たくさんの観光客が大きな声で話をしている。
言葉からすると、中国の方たちだろうか。
日本人観光客である私たちが、小さくなって自転車を止めるのはなんだかおかしいねと友人と笑った。
すっかり汗をかいたので、地ビールを注文。

080621c



きめが細かくて、ライトなビールである。
お日さまが高い時に飲むお酒は回りが速いから、これくらいがちょうどいい。
「なにから頼む?」
もちろん、活烏賊のお刺身!


080621i


添えられた、てんこもりの生姜をうんとたまり醤油に入れ、ゲソをほおばった。
吸盤が舌にぴたっとくっつく。
ごめんねと思うけれど、その新鮮さを前にしては食欲が先行する。
烏賊も美味しいけれど、びっくりしたのは鮪が美味しいこと。
開店寿司屋さんの鮪は水っぽくて味気なく、どうかすると干からびていたりするからお話にならないと思いこんでいたので、これにはかなり驚いた。

夕方、五稜郭を見学した後、市電湯の川温泉駅近くのお寿司屋さんで、毛ガニやウニを満喫。
愛想のいいご主人と女将さんの話も楽しく、すっかりいい気分になって、リンクを貼らせてもらっている方に教えてもらったバー「CONCORD21」へ。
あいにく、お店は貸し切り客でいっぱいだった。
すごすご退散しかけると、「末席でもよかったら」とママさんがカウンターの椅子を確保してくださった。
正統派のバーだと思われるが、予定外のお客である私たちがゆっくり堪能させてもらえるはずもない。
それでも、友人はマティーニを2杯、私はオリジナルカクテルとバーボンを飲み、隣り合わせた人との会話を楽しんだ。
帰りがけ、ママさんがチョコレートをお土産に持たせてくださった。
翌朝食べたそのチョコレートは、カカオが利いてとても美味しいものだった。


憧れの北海道、函館はそれほど大きな町ではなくても、美味しくて楽しくて、とても2泊3日で回りきれるものではなかった。
大阪堺出身の知人は、「大阪を離れて住んだことがあるのは函館。とても住みやすかった」と言っていた。
今宵、出汁をひいた後の南茅部産の昆布を佃煮にしながら、また函館に行きたいなぁとひとりごちたのでした。

【2008/06/25 20:16】 | 未分類 トラックバック(0) |


あやこ3
 楽しい旅行、良かったですね!
・・・自転車漕ぎの場面での「とんでもない形相」には思わず噴き出しました(笑)

 吸盤が舌に吸い付くゲソ、私もいただいてみたいです(^-^)





senju
あやこ3さん、こんばんは。
初めての北海道、本当に楽しかったです。
湯の川温泉駅前のお寿司屋さんで聞いた話ですが、
熊に遭遇したら絶対に逃げてはダメ、気合いを入れて睨みつけ、「おまえより強いんだぞ」との印象を熊に与えないといけないそうです。
北海道の熊はヒグマで凶暴です。国道から車でちょっと入ったところでも被害に会うとか。
私は恐がり屋(大阪ではビビリ、あるいはビビリンと言います)なので、やっぱり鈴かラジオを持って山にいこうっと。




sanatch
CONCORD21行かれたのですね。貸切とは残念でした。
熊に逢ったことのない私はビビリですがイキリ(実はこれも関西弁)でもあります(笑)

本当は今日は札幌出張の予定だったのですが、仕事の都合で中止になりました。まぁ、毎週のように行っていたので良いのですが、ちょっと寂しい。そんなわけで飲みすぎた金曜です(汗)


senju
sanatchさん、こんばんは。
ブログで書ききれませんでしたが、「CONCORD21」のお店では随分とお気遣いをいただきました。
素敵なお店を紹介してもらって、ありがとうございました。
それにしても、「イキリ」なんてマイナーな関西弁、よくご存知ですね(笑)
びっくりしました。
オススメのラッキーピエロのチキンバーガーは、残念なことに買い損ねました。
帰りのスーパー白鳥の指定席が満席で、自由席を確保した後、買いに走ったのですが、店員さんから「15分ほどかかります」と言われたので諦めました。
次回、函館へ行った際には今回の心残りを果たそうと思います。




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函館は朝市の町だ。
駅前の大きな朝市もいいけれど、地元の人も行かれるという「自由市場」へ行こうと友人が言う。
6月21日(土)、朝7時前にホテルを出て、歩くこと15分ほど。
市場が大好きな私は、市場らしい構えに胸が躍る。

080621a


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ありゃ、ちょっと暗めな画像……。
実際は活気があって、明るいのです。
烏賊、蟹、鮭、昆布、ウニ、すじこ、北海の幸が所せましと並んでいる。
こうなると目移りしてしまって、何を買えばいいのか分からなくなってしまう。
市場の中をウロウロする私に、友人が言った。
「先に、腹ごしらえをした方がいいんじゃない?」
たしかに、お腹が空いていると余分な買い物をしがちだ。
あれも買いたいこれも買いたいと、はやる気持ちを抑えるのにも効果的でもある。


市場のなかにある食堂で、友人はうに丼を、私は烏賊刺身定食を注文した。
今日は一日フル回転するつもりだから、朝からビールなんてしないぞ!と決めていたのに、
こうも美味しそうなお刺身が出されると、もういけない。
瓶ビールを一本注文してしまった。
食堂の女将さんが笑いながら、「これはおまけ」と言って毛ガニのみそを出してくださった。
いや、旨味のつまっていることといったら!
あやうく2本目を注文しそうになるのをこらえて、お勘定。
おまけをしてもらったから言うのではないが、函館の人は本当に気さくで親しみやすい。

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自由市場では南茅部産の昆布と烏賊を買った。
早くこの昆布でお出汁をひいてみたい。
ちょっとお料理が上手くなったような気がするのではないかしら。



【2008/06/24 20:57】 | 未分類 トラックバック(0) |
夜になるのを待ちかねて、夕方5時にホテルを出た。
京都に住む友人からオススメのお寿司屋さんを聞いていたが、そこは湯の川温泉駅まで市電に乗ることになる。
函館に着いたばかりなので、今日は無理せず徒歩圏内のお店に行こうということになった。
行ったのは、十字街駅近くの「鮨処 美な味」
こじんまりとしたお店で、ちょっと男前のご主人が愛想よく迎えてくださった。
蝦蛄と細魚をおつまみでいただき、次はおまちかねの烏賊!
すきとおった身には、大根おろしと生姜のすりおろしが乗っている。
「おろしの上にたらりと醤油をたらして、がさがさとまぜるのが地元の食べ方です」と教わった。
教えられたとおり、気取らずに一口。
さっぱりとして、美味しいこと!
函館では、朝ごはんに烏賊のお刺身を食べるのだとか。
烏賊漁にでた船が漁港に着くころを見計らって、お母さんたちが烏賊を買いに行くらしい。
子どもたちは生姜おろしをまぶした烏賊のお刺身を食べて、学校にいくのだとも。
なんとも羨ましい小学生である。
うちの息子たちは、納豆とお味噌汁、お弁当につめたおかずの残りが朝ごはん、えらい違いや~

080621g




080621e大きなつぶ貝!やっぱり、でっかいどう、北海道なのだ



「以前は獲れなかった魚が獲れるようになったということはありませんか」と訊いてみた。
即座に帰ってきた答えは真鯛。
「昔はまったく獲れなかったのですが、近頃は時々上がっています。たまにですが、イシダイもあがります」とのことだった。
逆に獲れなくなったのは、イワシとハタハタだとか。
「子どものころ、ハタハタは週に3回くらい食卓にのぼったものでした」
イワシもハタハタも、近頃では庶民派でなくなりつつある。
私もイワシで育ったようなもので、天王寺動物園のオットセイといっしょや!という冗談が通じなくなるかもしれない。
こういったお話をお店のご主人から聞けるのは、こじんまりとしたお店ならではのこと。
平目、鮪、サヨリの握りをいただき、アラ汁を最後の一滴まで飲みほしてお店を出た。
ごちそうさまでした。
明日は朝市へ行きます。

追記:今日の本をずーっと書き忘れていました。
    何を読んだか、思い出すのも一苦労。
    三島由紀夫「レター教室」
    谷崎潤一郎「瘋癲老人日記」
    青函トンネルを通ったせいか、昨夜より太宰全集を読みだしました。


【2008/06/23 21:46】 | 未分類 トラックバック(0) |
もう25年以上も前になると思うが、TVのCMで「でっかいどう、北海道」というフレーズが流れていた。
その時以来、私はずっと北海道に行ってみたかった。
あまり大きな声で言いたくないが、私は去年の12月に50歳となり、晴れてJR東日本の「大人の休日倶楽部」に入会した。
その特典というか恩恵というか、6月は3日間JRが乗り放題で、北は函館、西は金沢まで行ける。
ずっと北海道へいってみたかった私は、数年前から会員である友人と連れだって行ってきました、函館へ!

6月20日、苦手な早起きもなんのその、いそいそと新幹線、スーパー白鳥と乗り継いで函館駅に着いたのはお昼1時過ぎ。
お天気は薄曇り程度でまずまず。暑くもなく寒くもなく。
まず目を引くのは、駅前の市場である。
ずらりと並ぶお店のイケスには、大きなタラバガニが芋の子を洗うようにひしめきあっている。
毛ガニが所せましと並べられているのを見ると、ああ念願の北海道に来たんだなぁと実感した。
どのお店にも「活イカ刺身」と書かれた紙が貼られていた。
魚は獲れたてがいいとは限らないものがあるが、烏賊は新鮮であればあるほど美味しいと聞いている。
「活イカ、絶対食べた方がいいよ」
函館には何度か来ているという友人も勧めてくれる。
なれば、一刻も早く荷物をといてしまいたいというもの。
市場の人たちの賑やかな呼び込みの声を振り切って、小走りにホテルへ向かった。

今夜は遊び疲れのため、美味しい話は明日に持ち込みます。





【2008/06/22 22:45】 | 未分類 トラックバック(0) |
熊と遭遇した記事に、「もりのくまさんの謎」という記述のURLを貼り付けさせてもらった。
とても面白かったのと、強引な感はいなめないにしても、実によく考えていらっしゃると感心した。
「うたう」という言葉がそれぞれの業界では特殊な意味を持つという件を読んだとき、思い出したことがある。
「業界言葉」である。

いくつか挙げてみると、昔、我が家ではお酒のことを「おとし」と呼んだ。
「おとし」の由来は――
母と叔母がまだまだ駆け出しの頃のこと。
舞台が終わると、一杯飲りたくなる。
しかし、悲しいかな、いい塩梅に酔えるほどのお酒を買うお金がない。
そこで思いついたのは、ビールに安物のウィスキーをポタポタと落とすこと。
これなら安上がりでホロ酔いになれる。
やがて、なんとか舞台で家族を養えるようになって、母は日本酒党、叔母はウィスキー党であったが、アルコールはひとくくりに「おとし」だった。
お客さんの入らない劇場のことを、「看護婦さんの団体」と言う。
今なら「看護師さんの団体」となるのだろうが、がら空きの客席の椅子の背にかけられた白い布が並ぶところからきている。
もう一つ、お金はギターのコードになぞらえて1.2.3・・・を「C,D、E…」と数える。
発音はどういうわけかドイツ風で「ちぇー(ツェーではない)、でー、いー・・・」。
1000円は「ちぇー千」、15000円は「ちぇーげー」、30000円は「いー万」といった具合で、キリのいい単位でしか使わない。
これがなかなか重宝することがある。
人前で、あからさまに金額が言えないときがそうだった。

古い芸人言葉で、お世辞にも上品とは言えないにしても、ちょっと遊び心のある言葉だと思う。
身内贔屓だと言われても仕方ないが、なんでもかんでも略してしまう今の言葉よりは色気があるとは言えまいか。







【2008/06/17 22:37】 | 未分類 トラックバック(0) |
今日は湿度も低く、カラリとした良いお天気。
被災者の方々には申し訳ないが、地震のおかげで鬱々している気分を転換したい。
山菜はもうほとんど終わりに近いけれど、この時期には山椒の実が採れる。
友人を誘って、山へと出かけた。

山椒の実が採れる山は、車を止めてから15分くらい歩く。
6月も半ばになると、木も草もうっそうと茂って、思うようにお目当てのものは見つからない。
その上、山椒は実のなる木とそうでない木があって、圧倒的に多いのは後者である。
山椒はちりめん山椒やきゃらぶきに使うし、お昆布の佃煮に入れても美味しいので重宝する。
大阪に住む友人は、山椒の実だけの佃煮を作ると言っていた。
舌がヒリヒリするほど辛いのだけれど、彼女の家ではお婆ちゃんの時代から続いている夏の常備食なのだそうだ。
あわよくば、我が家の分だけでなく、大阪の友人の分まで採って帰りたい。
しかし、まだ時期が早かったせいか、やっと見つけた実は小さくて頼りなかった。
こんなに小さい実を佃煮にしたら、仁丹みたいになってしまう。
「まだ早いんじゃねか?来週にすっか?」と言う友人に、もう少し探してみようよと粘った。
それじゃ日当たりのいいところを探してみようということになり、再び歩き出すと、友人が突然歩みを止めた。
「?」
友人の視線を追ってみると……



く、熊ーーー

熊との距離、50mほどだったろうか。
ほんの数秒だったけれども、野生の熊とにらめっこをした。
「まだ、小熊だべ」
小熊といっても、黒のラブラドール・レトリバーの足を短く太くして、うんとずんぐりむっくりにした大きさである。
友人は落ち着いたものだったが、私はパニック。
「親が、親が近くにいるはずや!」
小熊と私たちは、お互いに回れ右をして走り出した。
「もう大丈夫だ」と友人は笑うけれど、私は後ろを何度も振り返って「あかんって!逃げよう!」

♪ある日森の中 くまさんに 出会った
花咲く森の道 くまさんに 出会った
くまさんの 言うことにゃ お嬢さん おにげなさい
スタコラ サッササノサ スタコラ サッササノサ♪

お嬢さんじゃないけど、スタコラサッサと逃げました。

追記:童謡「森のくまさん」に関する、とても面白い記述を見つけました。
    お手すきにでも、ご覧になってください。
http://www1.odn.ne.jp/mushimaru/bakaessay/bear.htm

【2008/06/15 21:40】 | 未分類 トラックバック(0) |


あやこ3
エーッ!
くまっ!!!!!
・・・良かったですねぇ!何事も無くて・・・。
私も熊とは絶対お会いしたくないです。
もちろん、私達人間が彼等のテリトリーにお邪魔させていただいているので、やみくもに退治して欲しくはないですが・・・。
(むしろ、なんとか共存したいですが・・・。)

 これから鈴を持つなりして、とにかく気を付けて下さいね!




senju
あやこ3さん、こんばんは。
山が大好きなあやこ3さん、他人事ではないと思われたことでしょう。
自然を甘くみたつもりはないのですが、やはり心のどこかで高をくくっていたと反省しています。
私がこちらへ越してくる前の話ですが、民家に熊が入ってきたことがあったそうです。
よほど、お腹を空かせていたのでしょうね。
以前、ニホンカモシカに遭遇したときは「しかーー!!」と叫び、とんびを間近で見たときは「わしーー!!」と叫んでしまいました。

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今日は息子が二人とも試験なので、朝八時にはお弁当を持たせて送りだし、やれやれホッと一息。
私は仕事が休みなので、のんびりとお茶を入れてパソコンを立ち上げた。
と、かすかに足元が揺れるのを感じた。
反射的に、部屋の明かりからぶら下がっている紐を見る。
揺れている、じ、地震や!
紐は見る間に大きく左右に揺れ出した。
家全体が不気味に揺れているのを感じる。
あかん!これは大きい!
パソコンは緊急地震速報を音声で流してくれるわけではない。
TVが壊れたままなのが、悔やまれた。
とっさに、冬はコタツ、夏は食卓に変身するお膳の下になだれこんだ。
まだ揺れている。このままどんどん揺れが大きくなったらどうしよう。
家の中で私一人だということが、猛烈に怖い。
喉がカラカラに乾いて、心臓の音がやたら大きく聞こえてくる。
息子たちは?この時間なら、長男は電車の中、次男は試験が始まっているだろう。
どうかどうか無事でありますように。

やっと揺れがおさまって、おそるおそるお膳の下から這い出し、震える手でラジオのスイッチを入れ、震源地が岩手南部の内陸であることを知った。
長男の携帯に電話をしたが、案の定、通じない。
次男は試験中であるので、メールを送るにとどめる。とりあえずは学校にいるのだから、安全であろうかと。
ありがたいことに、友人知人が「大丈夫やった?」と電話やメールをくれた。
つながりにくかったであろうに、きっと何度も掛け直し、あるいは再送信をしてくれたのだろう。
忙しい中、本当にありがとう。

夜になって、長男が受験地から「無事に着いたで」との連絡があり、一安心。
しかし、被災者の方たちは不安な夜をすごしておられることだろう。
心なしか、今夜は裏の田んぼから聞こえてくる蛙の声が、いつもよりうんと小さい。

【2008/06/14 21:31】 | 未分類 トラックバック(0) |
5月末から6月中旬まで、蕨が旬を迎える。
足を延ばせば蕨園があるのだが、山菜採りに連れていってくれる友人は「釣り堀で魚を釣るようなもの」でつまらないという。
山菜採りは伸びた草や木をかき分けかき分け、足元の悪い中を歩いてこそ醍醐味があるというのが彼女の持論なのである。
昨日も長靴に軍手、首にタオルといった出で立ちで、どうか熊に遭遇しませんようにと祈りながら彼女の後について行った。

山では蝉が鳴き始めており、鶯もきれいな声を披露していた。
こごみやタラの芽に夢中になっていた時とくらべると、木々の緑はうんと濃い。
山菜は食べるのも採るのも大好きだが、山菜の中には間違えると命に係わるものもあるので、
私のような素人は絶対間違えることのない山菜しか採れない。
その点、蕨は非常に分りやすくて嬉しい。

warabi1ちょうどいい頃合いの蕨を発見。
蕨は、「よくまぁこんなところに!」と驚くほど痩せた土にでていたりする。生命力が強いんだなぁ


大きな袋を二つも用意していたのに、一つ目の袋がなんとか一杯になる程度の収穫だった。
「時期が悪いんだかなぁ」と友人がこぼすけれど、山菜がこちらの休日に合わせてくれるはずもなく……。
蕨に見切りをつけ、友人がじゅんさいが採れるかもしれないという沼に向かった。




numa1溜息がでるほど、緑がきれい。
辺りは静かで、蛙の野太い声が聞こえてくるばかり。大きく深呼吸すれば、緑と土と水のきれいな匂いがする。




numa2あった、あった!じゅんさいだ!
そろりと沼に手を入れて、指の間から逃げそうになるじゅんさいを採る。
こんなに繊細なんだから、うんと気を張って美味しいお吸い物にしよう。


というわけで、アク抜きを済ませた蕨は醤油漬けに、じゅんさいはお吸い物として今夜の食卓にならんだ。
裏の田んぼからは蛙の大合唱、庭の胡瓜は小さな実をつけた。
ほんに、いい季節だこと。

【2008/06/08 21:58】 | 未分類 トラックバック(0) |


ゆう
こんにちは。
目に鮮やかな緑ですね。
ポストカードのような写真が素敵です。
こちらでは・・・ゴールデンウィークに山菜を採りに行っていました。東北と九州は離れているんだな~とあらためて思いました。
ジュンサイが生えている沼があるんですね。すごい!!とっても綺麗で澄んだ沼なんですね。

今朝、東北地方で大きな地震があったとニュースで見ました。そちらの方は大丈夫でしたでしょうか。大きな余震がこないことを祈っています。


senju
ゆうさん、こんばんは。
ありがとうございます、ご心配をおかけしました。
おかげさまで、こちらは震度3を上限に大した揺れもなく無事です。
そのわりには、一人で大騒ぎしたのですが。

ジュンサイが採れた沼では、孵化したばかりの糸トンボが飛んでいました。
それはそれは静かで豊かで、目を閉じるとフワリと体が浮くような心持がしました。


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テレビが壊れたままのせいか、パソコンの前にいる時間が長くなった。
そのわりには下書きがたまるばかりで、ちっともブログの更新ができていない。
タスポが導入されたのをきっかけに、止めるはずだった煙草をぼんやり吸ってみたり、缶ビールを飲んで居眠りしたりしている。
さっさと寝てしまえばいいものを、昨夜はGYAOの昭和TVで「アタックNO.1」を観てしまった。
このアニメは、たしか、私が小学5年生か6年生のときに放映されていたと思う。
当時は大変な人気で、私も毎週欠かさず観ていた。自分でもびっくりしたのだが、テーマソングの歌詞を覚えていた。
そういえば、同じころの放映だった思うが、やはりバレーボールのスポーツドラマで「サインはV」というのがあった。
こちらは実写版であったから、主人公の足は鮎原こずえのようにスラリと長くはなかったし、まつ毛が異様に長いということもなかった。しかし、現実的であっただけに親近感がわいて、友達と真剣に「エックス攻撃」の練習をしたりしたものだった。

そういえば、そう言えばと次々懐かしいTV番組が思い出されてきた。
「妖怪人間ベム」
「はやく人間になりたい」というオープニングのセリフは、今でも頭に残っている。
きつい口調とは裏腹に情にほだされやすいベラが、粋なお姉さん風で好きだったなぁ
「ゲゲゲの鬼太郎」
原作の鬼太郎があまりにもアニメの鬼太郎とかけ離れて、やたら不気味に思った。
「ウルトラQ]
溶けた絵の具のような液体が、異様な機械音と共にぐらりと動いて「ウルトラQ」という字になるオープニング。怪獣とかSFが昔も今も大好きなので、この番組がとても楽しみだった。
怪獣カネゴンは、お金大好きな男の子が変身してしまうというお話ではなかったっけ。
もっと古いところでは「ホイホイミュージック」
クレージーキャッツとザ・ピーナッツがお洒落ですてきだった。
「おとっつぁん、お粥ができたわよ」のコントは、この番組だったと思うけれど、ちがうかしら?
外国版では「スパイ大作戦」
金曜日の夜に放映していたと記憶する。毎回、ミッションの録音されたテープが再生された後に「当局は一切関知しない」という冷たい言葉を残し、煙を吐いて消えていく。ミッションを受けた人は、みな知的でカッコよくて、強い。すごーく憧れました。
「逃亡者」
ハリソン・フォードがリメイク版でリチャード・キンブルを演じていたけれど、TVのデビッド・ジャンセン演じるリチャード・キンブルはもっと影のある男だった。

書きあげだすとキリがないところをみると、私は間違いなくテレビっ子であるようだ。



【2008/06/04 23:15】 | 未分類 トラックバック(0) |


あやこ3
「おとっつぁん、お粥が出来たわよ」で、思わず噴き出しました(笑)

 私は「あっと驚くゥ、タメゴォローォ・・・」が印象に残ってます。
あと、藤山寛美さんの松竹新喜劇が大好きでしたねぇ!
そのせいか、面影がそっくりな藤山直美さんも好きで、TVに出る時は必ず見ます(笑)


senju
あやこ3さん、こんばんは。
「タメゴロォー」を演じたハナ肇さんを筆頭に、クレージーキャッツの面々はどなたも多才ですね。
華やかなりし頃の谷啓さんのアクの強さにはどうにも馴染めないと思っていたのですが、最近の「美のツボ」という番組のナビゲーターを務める彼はかなり素敵です。
藤山直美さん主演のNHKドラマ「いもたこなんきん」は、時々観ましたが、私も好きですね、彼女。
私がイメージする田辺聖子さんにぴったりでした。



あやこ3
 わァーッ!私も「いもたこなんきん」観てました!
でも日中は仕事があったので、わざわざビデオに毎日、予約録画を設定して見逃す事なく、全て観ました(笑)
彼女の何気ないアドリブは笑えますし、一本木な性格の役が多いせいか、知らない間に「ガンバレー!」って応援しています(^-^)





senju
あやこ3さん、こんばんは。
「いもたこなんきん」と「ちりとてちん」は「おしん」以来はまったNHK連続ドラマでした。
藤山直美さんのセリフがごく日常で交わされている大阪弁に近かったので、とても親近感がありましたし。
放映されている時間が私の生活リズムと合わないので、なかなか観ることができなかったのが残念です。
毎日、予約録画をされたと知って、そうかそんな手があったかといまさらながら悔やんでいます。



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