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今日は24節季の一つ、啓蟄。
朝からよく晴れて、いかにも、巣ごもりしていた虫が出てきそうなお天気だった。
それが証拠に、ブログを書いているこの部屋の天井に、さきほどからハエトリグモが一匹へばりついている。
今年は雪が少ないから、当然雪解けも早い。
ここ数日、鳥たち、とくにひよどりの鳴き声がかまびすしくなってきた。
その声を聞いて、去年の春先、ひよどりが木に刺したリンゴを食べにきたのを思い出し、今年もりんごを木に刺した。

翌日の朝、ひときわ高い鳴き声がしたので、そーっと刺したりんごを臨める窓に近寄ると、お、来ている来ている、ひよどりだ。
周囲を警戒しつつ、高い声で鳴きつつ、りんごをつついている。
なかなか可愛い。
すっかり気を良くした私は、次の日には「おつとめ品」のキウイを刺しておいた。
仕事から帰ってのぞいてみると、キウイもあらかた食べてあった。
きっと、ひよどりは、「りんごとキウイが日替わりで生る不思議な木」と思っただろうなぁ

今日は夜になっても、さほど冷え込まず。
仕事帰りのスーパーで美味しそうな塩サケのアラを置いていたので、粕汁を作ったのだが、粕汁を食べるには気温が高い。
粕汁は凍てつく夜に、ふーふー言いながら食べてこそなのである。
「ちぇっ、失敗したなぁ」と思っていると、友人が今朝採れたからと「ふきのとう」を持ってきてくれた。
一つつまみあげて匂いを嗅ぐと、ああ、早春の香り!
明日、次男と私の大好物である「ふきみそ」を作ろうっと!


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【2009/03/05 22:51】 | エッセイ トラックバック(0) |
大学の合格発表の前に卒業式が終わってしまうと、生活全体の座りが悪いというか、どうもうまく間がとれない。
感動の卒業式が終わった日の夜、次男と「今日は良い卒業式だったねぇ」とうなずき合っていても、
いつの間にか会話が途絶えて、互いに考え込んでしまう。
―合格しているやろか

前期試験が終わったすぐから、後期試験の準備を始めるのが受験生の心得とはいえ、42.195kmフルマラソンを走った後に、全力疾走でグラウンドを3周走るような気分ではあるまいか。
うちの次男はフルマラソンで体力を使い果たしたか、「あと、3周!」と号令がかかっているのに、今日は炬燵に潜り込み、うつろな目で天井を睨んでいる。

待つ身は辛い。
まな板の鯉ほどの潔さはないにしろ、じっと待つしかない。
3月6日、蓋が開くまでは、動きのない無風状態が続くのである。

去年の3月のブログを読み返してみると、去年も家族全員で長男の大学院試験の結果を待っていた。
「子供が大きくなると、待つことが増えるよ」と教えてくれたのは、誰だったかな。
もう、思い出せないくらい前のことだ。
手持無沙汰に耐えかねて、私はすごすご部屋に入りブログを書いている。
台所からコーヒーの匂いが流れてきた。
いい匂い。
今夜の次男は、ずいぶん静かなコーヒーの淹れ方をしているようだ。







【2009/03/04 22:09】 | エッセイ トラックバック(0) |

こんにちは
夏樹涼風
 「子供が大きくなると、待つことが増えるよ」
そうかもしれないですね、親が前に出て事を進めるのは、小学校の低学年まで
その後は子供の助言者になり、応援者に、そして後援者へ
私も長女が来年、就職です「○○の父」が近づいて来るのかな???

 これからもよろしくお願いします

No title
senju
夏樹さん、こんばんは。
コメントをありがとうございます。
「○○の父」とは、あの「○○の父」のことですね(笑)
嫁ぐ娘と父。その姿には周囲も胸をうたれます。
それにしても、「花婿の母」と言わないのは、嫁姑バトルが後にひかえているからでしょうか。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします。


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昨日、次男の高校の卒業式に列席した。
卒業式や入学式はなぜか寒い日が多いが、昨日も雪のちらつくお天気で、薄手の式服ではかなりこたえる寒さであった。
次男が3年間お世話になった高校は、どちらかと言えばお堅くて地味なイメージ。
弾けたい盛りであるはずの女の子は、誰ひとりとして髪を染めず、制服は野暮ったい紺色のブレザーと同色のスカートだし、男の子は昔ながらの黒の詰襟である。
「学生らしくてよろしい」と大人のウケは良いと思われるが、よくよく見ると、スカート丈を少し短くしたり、詰襟のカラーを外したりと子どもたちのささやかな抵抗の跡があったりする。

式典は型通りというか、ありきたりな感じであった。
卒業証書は担任の先生が卒業生の名前をずらりと読み上げて、代表が証書を校長先生から受け取るというパターン。代表者の礼までがいかにもマニュアル通りで、少々味気なく思ったりもした。
ま、こんなもんでしょうと思いつつ、式典が終わった後、式次第に書かれた「最後のHR」に向かった。

HRというだけあって、それぞれの教室で行われる。
学生だけですでに目一杯の教室に保護者がわんさと集まるのだから、教室は満員御礼状態であった。
担任の先生は保護者に挨拶をされた後、教壇にたって式典で代表が受け取ってきた卒業証書を、クラスの一人一人に手渡された。
それとともに、先生は晴れて卒業する子供たちを包み込むような口調で、今までの日々が凝縮されたエキスとでもいうべきコメントを一人一人に贈られた。
それを受けた生徒は恥ずかしそうに、誇らしそうに、笑って泣いて、コメントを述べる。
コメントはそれぞれだったが、全員に共通していたことは「楽しかった、ありがとう、また会いたい」

考えてみると、式典で代表者が証書を受け取るというパターンが味気ないと思うのは、保護者よりも卒業生と担任の先生のはずだ。
あらためて「最後のHR」で、担任の先生から卒業証書を受け取っている生徒と先生の間には、たとえ親といえども入っていけない空気が流れていて、その厳かなこと!
今まで「学校の先生」という職業に憧れたことはなかったが、昨日ばかりは心底「学校の先生」を羨ましく思った。

最後に、思い出深い合唱コンクールで歌った「青春譜」をもう一度歌おう!ということになり、子供たちは弾けるようにピアノが置いてあるコモンホールへ。
デジカメやビデオカメラを持った保護者たちは、かさばるコートや荷物を持て余しながら子供たちの後を追った。
コモンホールは南側がガラス張りで明るい。
静かに子どもたちの合唱が始まると、ガラスの向こうは春の淡雪といった風情の雪がちらちらと舞っている。
やがて曲がクライマックスに入ると、雪は激しく降り出した。
ちょっと気恥ずかしくなるくらい、お誂えむきすぎるロケーションであった。

後半は、親も子も感動しきりの卒業式。
これだけ感動するということは、子どもたちにとってよほど楽しい3年間の高校生活だったのだろう。
親としてこれほど嬉しいことはない。
ありがとうございました。
後は、3月6日に「サクラサク」の報告をもって恩返しができることを祈るばかりである。




【2009/03/03 23:40】 | エッセイ トラックバック(0) |

No title
あやこ3
 次男さん、ご卒業おめでとうございます。
入試真っ只中で、落ち着かなかったと思いますが、
心に残る日になり、何よりです。
senjuさんも、大きなお役目、よく頑張られました。
重ねて、おめでとうございます!




No title
senju
あやこ3さん、こんばんは。
ありがとうございます。心にしみるお言葉、とても嬉しいです。
感動の卒業式が終わって合格発表までのここ数日間は、無風状態の生活で、
それがかえって落ち着きません。
待つ身は辛いです。


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