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大雨や竜巻の被害に遭われた方のことを思うと、これしきの雨、蒸し暑さなんて!と気合を入れるが、
こうもじとじと鬱陶しい日が続くと気合がしぼんでしまう。
今朝も週刊天気に並んだ雲と傘のマークを観て、うんざり。
あー、布団を干したい、シーツをぴんと伸ばして干したい、何年かぶりに漬けた梅だって土用干を待っているのだ。
冷たく冷やしたビールは、真夏の乾いた喉に一番効くのであって、蒸し暑い夜では不完全燃焼する。
内田百の御馳走帖に、ビールを「どぶどぶした飲み物」と書いた件があるが、まさしくそうなってしまうのである。

主婦として、こういうときの晩ご飯にはほとほと手を焼く。
脂っこいものやこってりしたものは願い下げで、あっさりさっぱりといきたいが、あいにく次男は酢の物が苦手ときている。
お刺身は鱸や鯒が美味しいだろうなぁと思うけれど、普段の食卓に上るには贅沢すぎる。
お刺身が食べたくても手が出ないときにちらりと脳裏をかすめるのは、関西人ならおなじみ、夏の肴の定番である鱧とおばいけ。
おばいけはさらし鯨のことで「おばけ」とも言い、きっかり冷やして酢味噌で食べる。
鱧は私の好物だが、先日、スーパーで鱧の湯引きを見かけた時、使い古したバレーボールみたいな色をしていたので、とても買う気にはなれなかった。

かくして、最近の晩ご飯はやたら麺類が多い。
今夜は天ざるうどん。
天ぷらの材料は我が家で採れた茄子と紫蘇、いんげん、かぼちゃ、海老、薬味のお葱も自前という大変リーズナブルなものに仕上がった。
おうどんは日本酒といただくのが常の私だが、こう蒸し暑くては日本酒はしんどい。
かといってビールだと、よけいにどぶどぶする。

「呑まんかったらええやん」と次男が一声。
え?まぁ、その、あの、……おっしゃるとおりでございます。
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【2009/07/28 23:49】 | エッセイ トラックバック(0) |
蒸し暑い毎日、おまけに仕事が繁忙期にあり、少々くたびれ気味。
体調をくずしたか、右手親指のあたりが痺れるので病院へ行くと、MRI検査を受けることになった。
MRIを経験された方ならお分かりだろうが、痛みはまったくないものの、狭いドームの中で行われる検査はものすごい音がする。
耳栓をし、気分が悪くなった場合のアラームを持たされるほどの轟音なのだ。
検査は20分間。長いなぁと思ったのは最初だけで、いつしか私はうとうとしていた。

今朝は久しぶりに青空を臨めることができたが、それでもすっきり晴れというわけではない。
吹く風も湿気を含んでいるようで、肌に絡む。
なんとなく気分も晴れず、そろそろ梅酢があがってきたから赤紫蘇の準備をしないといけないなぁと思いつつもぐずぐずしていた。

「お昼ごはん、食べた?」
こういうときのお誘いは、すごーく嬉しい。
冷たいラーメンを食べにいこう!
冷たいラーメンは冷やし中華や冷麺とは別物で、文字通りラーメンが冷たいのである。
見たことがない人は、油が白くなってスープに浮いているのじゃないかと思われるかもしれない。
ご心配なく。スープはあっさり醤油味、麺は米沢ラーメンの特徴である細いちぢれ麺。
夏限定の米沢ラーメンである。
今日のお昼に食べた小野川温泉の龍華の冷たいラーメンのスープには、氷が2個浮かんでいた。
私が一番好きな冷たいラーメンは、東部食堂のもの。
夏の米沢にお越しの際は、ぜひ一度ご賞味あれ。

さて、美味しいラーメンでお腹がいっぱいになると、俄然リフレッシュしてきた。
小野川温泉は蛍が飛び交うけれど、あいにく今はまだ日が高い。
蛍狩りはできなかったけれど、田んぼアートをみてきた。

tb1

直江兼続とお船の方が睦まじく並んでいる。
隣にいた観光客が、「丸いのは、ラ・フランス?」
解説板によると、ラ・フランスではなく、蛍らしい。
ちなみに、緑色は「はえぬき」、紫と黄色は古代米を使っているとのこと。
秋になったら、顔色が変わっていることだろうなぁ。

それにしても、早く梅雨が明けてほしい。

【2009/07/20 23:40】 | エッセイ トラックバック(0) |
ご近所にアイリッシュ・コーギー犬がいる。
名前はぽん太くん、オス、推定3歳、とにかく可愛い、めんごい。
一家の愛情を独占しているのか、丸太のような体型になっているが、性格はきわめて良好である。
その上、ぽん太くんはとてもお利口と判明した。
ぽん太くんは、家の玄関から庭につながる階段を下りることができない。
階段といっても3~4段のこと。
「ぽん太くんは足が短いから、下りられへん」と次男が分析し、私もてっきりそうだと思っていたのだが、ぽん太くんのご主人曰く
「階段を下りてはいけないと言いつけています」
ひゃー!ぽん太くんはどんなに遊びたくても、言いつけを守って階段を下りずに我慢していたのか!

ぽん太くんは毎朝夕、きっちり散歩に連れて行ってもらっている。
今朝のように雨が降っていても、冬のうーんと雪が積もっているときでも休みなくだ。
仕事帰りにぽん太くんと遭遇すると、ご主人はぽん太くんが私の下へ走ってこれるようリードをゆるめてくれる。
しゃがんでぽん太くんを待ちうける私、耳をぺたんこにして走ってくるぽん太くん、互いにじゃれ合って
「よーしよしよし、ぽんちゃーん」
ぽん太くんのワンにもバウにもならない声も「よーしよしよし、おばちゃーん」と言っているかもしれない。

実は私、ぽん太くんのご主人と奥さん、どちらもあまり好きではなかった。
喧嘩やいざこざがあったわけではないが、なんとなく好きになれんなぁと思っていたのである。
ところが、ぽん太くんを通じてお二方が犬好きと知り、私の彼らに対する評価は激変した。
犬が好きなら、それほどイヤな人ではないやろな、というより、ええ人なんとちゃうやろか
といった具合である。
今朝、ご主人が出勤の際に、車の中からぽん太くんに手を振っているのを目撃した。
「ちょっと過保護すぎるで」とつぶやきながら、私の眼尻もさがっているのだった。






【2009/07/09 22:06】 | エッセイ トラックバック(0) |
今日は二十四節気の一つ、小暑。
いやはや、ものすごーく蒸し暑い一日だった。
しかし、夕立ちがあると、多少、蒸し暑さが解消される。
夕立ちで洗われた我が家の草木は、目の覚めるような緑である。

ajisai1この紫陽花はこちらへ越してきたときからあったものだが、うんと大きくなった。
朝、紫陽花の花一つ一つにアマガエルが身をひそめている。なんとも、可愛らしくて思わず頬が緩む



syara1今年は夏つばきがたくさん花芽をつけた。屋根を超す勢いでぐんぐん伸びている夏つばき。足元には、さきほどの紫陽花を挿木して増やした紫陽花が咲いている。



nemu1物置小屋の脇に、勝手に生えてきた合歓の木の花。今年はいつもより早いなぁ。去年、虫に荒らされて半分くらい枯れてしまったのに、旺盛な生命力に感心する。合歓はマメ科と聞いて、へぇと思っていたが、付けた実を見て納得した。実はまるっきりお豆の形なのだから!


米沢に越してきてから、たくさん花の名前を教えてもらった。
すごくアバウトだけれど、きっと大阪にいた頃の知識の3倍は増えたと思う。
そういう意味において、私は米沢にきて豊かになったと思っている。
山菜を知り、山野草の可憐さに驚き、野菜の苗に感動し。

今宵のように蒸し暑いときは、米沢の小野川温泉のホタルが飛び交っているはず。
近いうちに、団扇を持って下駄を鳴らしてホタル狩りと洒落こみたいものだ。



【2009/07/07 22:17】 | エッセイ トラックバック(0) |
今日は久し振りに朝から晴れた。
といっても、からりと晴れたわけではなかったが、梅雨の合間の日差しはわずかでもありがたい。
しかし、夏の日差しはお肌にとって決してありがたくはなく、加齢ゆえに回復力の落ちた肌には、戸外で作業するに完全な防御策を施さねばならぬ。
顔面に日焼け止めクリームを塗り、帽子をかぶり、日本手拭で目から下を覆った。
準備万端、用意周到、玄関で長靴を履いている私を見て、次男が言った。
「おかん、なんぼなんでも、それはないやろ」
非難中傷どこ吹く風、注意一秒シミ一生、世間様に迷惑をかけているわけではないと開き直る。
今年の春に買った斑入りの山吹が、とても大きくなったので地植えにしたのだが、いや、暑いことといったら!
日本手拭いが汗を吸って顔にへばりつくものだから、暑いうえに息苦しい。
それでもなんとか植え変えを済ませた。

夕方になって、お中元の品が4個も届いた。
かつてない快挙に、私ってちょっと偉くなったのかと錯覚する。
お礼の電話を入れると、みな口をそろえて「大阪は死ぬほど暑っいでぇー」と言う。
聞いていてあまりに気の毒なので、涼を呼ぶ写真を添えてみた。

場所は山形県遊佐町の牛渡川(うしわたりがわ)、鮭が遡上する川である。


ishiwatari1
群生しているのは、きれいな流水にしか育たない梅花藻(ばいかも)。
辺りにある音は鳥の声と水のせせらぎ、せいぜい岸辺の蛙が、私という闖入者に驚いて川に入る音くらいだろうか。

ishiwatari6

まるで絵の具で描いたような緑が水の流れにあわせてゆらゆら揺れて、別次元の世界を醸し出しているようであり、これが当たり前であったのにどうしてくれるの?と責められているようでもあり。

CIMG7652.jpg

【2009/07/05 22:03】 | エッセイ トラックバック(0) |


ゆう
こんばんは。
とてもきれいな緑ですね。
佐賀もとっても蒸し暑くて・・・何もしなくても汗がじんわりにじんできます。v-409
こんな川で水遊びすると気持ちがいいでしょうね。


Re: タイトルなし
senju
ゆうさん、こんばんは。
きれいな川でしょう?そこに佇んでいると、全身が緑色に染まるのではないかと思われました。
本当に蒸し暑い毎日、梅雨明けが待ち遠しいですね。


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イギリスのTV番組で、47歳のスーザン・ボイルさんが胸のすく活躍をしたと知ったのは、だいぶ前のこと。
その放送をyou tubeで観て、彼女の素晴らしい歌声に感動したが、もっと感動したのは審査員から年齢を聞かれたときの彼女の一言であった。
「何歳なの?」
「47歳よ」
審査員は呆れたような白けたような顔つきをするが、スーザンはおどけてお尻を振り、言ったことに
「そんなの、私の一面にすぎないわ」

ものすごーくカッコいいと思った。
年を重ねるのは生きている限り当たり前のことで、万人に平等であるにもかかわらず、オバサンは煙たがられ、厚顔な生き物として、一昔前は「オバタリアン」という名称で呼ばれていた。
雑誌やネット記事を見ると、「おばさん」と書かず「オバサン」とカタカナで書かれるときは、大抵の場合、非難中傷あるいは「こんな風になりたくない」モデルの記事である。
電車に乗るとき、我先に乗り込んで座席を確保する
ドリンクバーやサラダバー、ビュッフェ形式の食事では元がとれたか計算する
大混雑の高速道路パーキングエリアでは、紳士用トイレも使用する
デパートで値切る
などなど、いっぱいあって、ずきんと我が胸に響くものもいくつかある。

いやぁ、図々しい、これやからオバサンって嫌~い!
と言われても仕方ないかと思う反面、恥じらいを知っていた乙女が厚顔のオバサン変化を遂げるのは
日々の家事および雑多な用事、家計のやりくり、こんなはずではなかった結婚生活等々の堆積の結果である(と思う)。
かといって、これに乗っかり胡坐をかいては、オバサンを通り越してオッサンになるので注意が必要だ。

「そんなの、私の一面にすぎないわ」
残念ながら未だ一度も口にしていない、このセリフ。
いざというとき、決して浮いた感じにならぬよう、お風呂場でこっそり練習している。





【2009/07/02 22:03】 | エッセイ トラックバック(0) |
今日から7月。
昨日今日と梅雨らしいお天気だが、たった2日間雨が続いただけでもうんざりする。
雨はどうも苦手。何より傘を持つのが好きではない。
原因は子供のころにあるかもしれない。

小学校低学年のころだと思うが、私がもっていた傘は赤い布製だった。
布は多少なりとも水をはじく加工が施されていたかもしれないが、ざんざん雨が降っては傘は水を吸って重くなり、果ては骨を伝って滴が垂れてきた。
赤色も濡れては黒っぽい赤になり、陰気なことこの上ない。
私はナイロン製のピンク色やオレンジ色の、可愛いお花がいっぱいプリントされた傘を持ったクラスメイトが羨ましくてならなかった。
―― 今もっている傘がなくなれば、可愛くてステキな傘を買ってもらえるかもしれない
子供なりにも狡い考えをおこした私は、わざと布製の傘を学校に置き忘れ、母に傘をなくしてしまったと訴えた。
「しゃぁないなぁ(仕方ないな)。明日も雨やって言うてるしなぁ」
じゃぁ買ってあげよう、母が言ってくれるかと目をらんらんとさせたが
「明日はおばあちゃんの傘、借りて学校へ行きや」
祖母の傘は、男の人が持つこうもり傘と見紛う地味な傘であった。

社会人となってからも、傘には随分とお世話になってきたが、
雨天の飲み会の度に、傘をお店に置き忘れて帰った。
あまりに置き忘れるものだから、あるとき、ちとお高い傘にすれば懲りるだろうと我が身を戒めることにした。
購買価格8000円也。
ブランド名は忘れても、価格を覚えているところがいかにも大阪人。
当時の22やそこらの小娘OLが買うには随分高い代物であった。
細身の傘であったが決してヤンキー臭くなく、持ち手の部分に付いた金属がゴージャスで虚栄心を満足させてくれた。
しかしながら、やはりというか。
かなりのお気に入りであったにも関わらず、購入後ひと月もしないうちに失くしてしまったのである。

あれ以来、傘はうんとリーズナブルなもので済ませている。
ひょっとしたら、母に嘘をついたバチがあたったのかしらん?


【2009/07/01 22:34】 | エッセイ トラックバック(0) |
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