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一人暮らしを始めて、気づいたことがいくつかある。
まず、玄関が広くなった。
母が「軍艦みたい」と形容した息子たちの靴が、ごっそりなくなったのだから。
他にもいろいろある。
洗濯物の量が激減したこと、居間が新聞や本や脱ぎ散らかした服でひっくり返らないことなどなど。
減った人数分だけ家事労働が減ったというより、家を出て行った人数分の堆積分が減ったから、私の生活は私の部屋6畳間で事足りる。
しかし、わずか2合炊いただけのご飯がなかなか減らないことには閉口している。
親子3人でどたばた暮らしてい頃、どんなきっかけだったか、長年一人暮らしをしている友人に「毎日お米を8合炊く」と言うと、「は、8合?!」と絶句されたが、今となってはその気持ちが分かる。
ジャムのフタが固くて開けられず、「けっ、年寄りくせぇなぁ」と思いつつキャップオープナーも買った。

しかし、オバサンの一人暮らしとはいえ、そうそう悪いことばかりでもない。
仕事帰りに買いものをし、帰宅するなり台所に立って忙しく夕飯の用意をしなくてもいいのである。
「あー、今日は疲れたなぁ」と思えば、帰りに居酒屋で一杯という選択肢もありなのだ。
夕飯に湯豆腐が続いても、激辛のカレーを作っても、お風呂に甘ーい香りの立つ入浴剤を入れても文句を言われないとなると……。
おお、これはかなり自由、落ち込んでいてはもったいない。
地域のサークル活動にでも、参加してみようかな。



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【2010/04/07 00:47】 | エッセイ トラックバック(0) |

お久しぶりです
mikko
senjuさん、こんばんは。
いよいよ下の息子さんも家を出られたのですね。
でもホント、考えようによっては、久しぶりの全くの自由!これは満喫しなければ損ですわ!
私もなんだかゴタゴタしてますが、頑張ります!

No title
senju
mikkoさん、こんばんは。
私の子育ては、息子たちを両脇に抱え、必死に走ってきたように思います。それも、過ぎてしまえばあっという間。これからどう生きていくか、暗中模索の日々ですが、お互いに頑張りましょうね!

No title
sanatch
お久しぶりです。
とくにどこへも行かず過ごしていたらGWも3日目が過ぎようとしています。

さて、一人暮らしになられたとの事。さみしいこともあるとは思います。
でも、ふと思ったら私「一人なんとか」って結構好きだったりします。一人旅、一人酒、一人居酒屋、一人映画、一人家で読書などなど。

いつも一人で出張しているからかもしれませんね。
ちなみに二人出張は苦手です^^;

No title
senju
sanatchさん、こんばんは。
勝手なもので、家族大勢いれば「一人の時間がほしい」と思い、一人になれば寂しいと言うのですから。
おっしゃるとおり、「一人なんとか」が充実するのはとても素敵なことですね。ちょっとカッコよかったりしますし。元気の出るコメントをありがとうございました。



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親友の一人から、一人暮らしを始めた私が呆けるのではないか心配だと電話があった。
心配してくれるのは有難いけれど、私はまだまだ達者に仕事をしていて、毎夜美味しくお酒もいただている。
「呆けるには、まだ早いのと違う?」
「いや、若年性認知症が増えてるんやて」
心配性の彼女は実例をあげて説明してくれるものだから、なかなか説得力がある。
本来、ビビリにできている私は、だんだん不安になってきた。
「でもな、うちの娘が言うことにな」と親友が言うのに
ブログを書いている間は大丈夫、文章を書くというのは脳の活性化につながるから
「senjuのオバチャンは呆けへんって」と太鼓判を押してくれたらしい。
あははと笑ったが、内心はギョッとした。
すごーく長い間、ブログをさぼっていた=すごーく長い間、脳の活性化が滞っていた
という式が成り立つのである。
よーし、身軽になった分、週末の飲み会が増える傾向にあるが、平日の夜は心して脳の活性化に励もう。

晩ご飯の後、私の好きな作家のひとり、佐藤愛子さんの「我が老後」(文春文庫)をパラパラとめくっていると、
「現在我がボケの、最たる現象は固有名詞が思い出せないことである。もう少し正確にいうと思い出せないことを思い出そうとする努力をしなくなったということだ。2.3年前まではその努力をしていたのだが、この頃はこれが面倒くさくなっている。面倒くささに身を委ねてしまうことはエネルギーの涸渇と関係があるのかもしれないが、いずれにせよこれがボケるということなのだろう。」
親友の娘さんの太鼓判は、認印くらいかもしれない。



【2010/04/04 20:27】 | エッセイ トラックバック(0) |
今朝、まだ5時前だというのに、次男の部屋から騒がしい音がする。
引っ越しの準備は整ったということだったのに?
しぶしぶ覗きに行ってみると、何やらバッグに詰め込んでいる。ええーー!!まだ荷物をまとめているの?
どうやら、祝杯が効いて、昨夜のうちにしておくはずだった最終の荷造りができなかったらしい。
これは、お酒を用意した私にも一部責任がある。次男が予定通りの電車に乗れるよう、手伝わなくてはならない。
というわけで、早朝にも関わらず、親子して荷造りに励むことにあいなった。

私は5度引っ越しを経験しているが、引っ越しの度に思うことは、「いつの間にこんなに物が増えたのだろう?」
それは次男もきっと実感していたはずで、大きなカバンに詰めても詰めても詰め切れない。
段ボールに詰めて発送したらと薦めたが、どうしても今日から要るものばかりだからと言いきる。
結局、次男の手荷物は大きなトートバッグが3つ、ビジネスタイプのバッグが1つ、大型リュックサックが1つになった。
「一人で持って歩けるの?」
「やるしかないやん」
時間の無さと荷物の多さに、二人とも不機嫌になる。

まさか大学まで付き合うことはできないから、せめてと駅までのタクシーを手配した。
「んじゃ、行ってくるわ」と言った次男の出で立ちは、大学寮デビューのために買ったと思われるライダースジャケットに細身のパンツ、親バカ承知で痩身の次男によく似合うと思う。
が、次男はその格好で、両手に膨れ上がったトートバッグを、おまけに大型リュックを背負ってタクシーに乗ったのだった。

無事に着いたのかしら。
一人で晩ご飯を食べながら考えた。
メールをしようか、電話をしようか。
いやいや、今日は寮生の友達が歓迎会をしてくれると言っていたからな。
そう思いなおして携帯をバッグにしまったら、ふいに涙がこぼれた。









【2010/04/01 22:57】 | エッセイ トラックバック(0) |
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