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昨夜は、またしても炬燵に負けてしまった。
こう度々ずる休みをしては、65回の有休もあっという間に底をつく。
これではいけない、気合をいれなくては!

大阪にいた頃、家から自転車で15分ほど走ったところに、大阪府立中央図書館があった。
4階建ての立派な建物は日差しがたっぷり入るガラス張りで、広いフロアーは空調が行き届いて快適そのもの。
好きな本をじっくり読むには、最適の環境だった。
休日の午後、私は大抵ここにいた。
職場でひたすら追いかける数字のことも、洗っても洗っても追いつかない日々の洗濯物のことも、冷蔵庫に残っている野菜をいかに効率よく食卓にのせるかということも全て忘れることのできる空間に、どっぷりと浸かっていた。

後に大ファンになった久世光彦氏を知り、久世氏の作品に登場する作家の作品を読み漁り、なにがどう飛び火したのか忘れてしまったが、ヤン・ソギル氏、
皆川博子氏等々、夢中になって読んだ。
こちらの図書館では、一人8冊まで3週間の期限で借りることができたから、息子たちに押し付けの本まで借りると、自転車の前籠はバランスがとりにくいほど大量になった。

しかしながら、「行きはよいよい帰りは怖い」で、借りたはいいが返却はどうにも億劫だ。
それに気に入った本は手元に置いておきたい。
いやいや、誤解されては困る。
図書館の本をどうにかするほど、私は落ちぶれておりません。

東北に来てから、圧倒的に利用するようになったのは「Book Off」
図書館へのフットワークの悪さがその理由である。
難点は読みたい本がいつもあるわけではないことだけれど、欲しかった本が105円で手に入ったりすると、思わずガッツポーズをとりたくなる。

今日も今日とて、青木玉氏の「小石川の家」が105円で手に入った。
私にはかなり嬉しい買い物だったけれど、ダイソー価格で出回っているのでは、氏はきっといいお顔をされないだろう。
ふと思いなおして我が家の本棚を眺めてみると、あらま、ダイソー価格の芥川龍之介、川端康成、志賀直哉、太宰治、新しいところでは大江健三郎が並んでいる。
日本の文豪の作品を、ボールペンやセロテープと同じ価格レベルで並べては、罰があたりそうで目覚めが悪い。

そう悪いことばかりではないかもしれない。
図書館に行かなくても、文豪の作品がお気軽に購入できるとなると、
お国が危惧する国語力の低下に一役買うかも…。
しかし、よくよく考えてみると、私なんぞに文学作品の価格云々できるのかしら。





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【2006/11/23 22:39】 | 未分類 トラックバック(0) |
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