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実はこのところ、ホームシックにかかっている。
雪がとけて、東北はこれから良い季節を迎えるのだが、どうも大阪が恋しくてならない。
たまに観る、NHKの連続テレビドラマ「ちりとてちん」が原因かもしれない。
というのも、ドラマは上方の噺家が舞台になっており、大阪芸人の家で育った私には懐かしいやりとりがいっぱいでてくるからである。
大きな志をもって東北に来たつもりなのだが、7年目に入ってもまったく成果はあがらず。
今なら、まだ大阪でやり直せる。長男に「ここで負けたらあかん」と檄をとばしたが、自分のことはきっちり棚に上げる。来春、次男は大学受験なのだが、関西圏の大学を受けるようにそそのかそうか。
親の勝手は重々承知の上、そんな考えを鬱々と巡らせている矢先、一昨日の夜、息子たちが二人とも家を留守にした。
近い将来、私はここで独居老人になるのか?そう思うと、とんでもなく不安になってきた。
大阪なら、たとえ一人暮らしになっても友人知人はたくさんいる。
だいいち、大阪は町全体が騒々しくておせっかいで、パワフルだ。
「毎度、今日はええ干物入ってるで」
「ちょっと、まけてぇな」
「そんなことしたら、こっちが干物になるがな」
市場でのこんなやりとりがどれほど面白いことか。
プロ野球が始まっては、甲子園に行きたくて行きたくて仕方ない。

このあたりでは、余所から来た人のことを「旅の人」と呼ぶ。
よそ者はいつかないから、そう呼ぶようになったのか。
きれいな言葉なだけに、切なくて悲しい。
さんざんお世話になった地元の人たちから、「やっぱり旅の人だべ」と思われるだろう。
私はとんだ不知恩の輩だと申し訳なく思うが、それでも大阪が恋しい。


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【2008/03/25 22:54】 | 未分類 トラックバック(0) |
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