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今年も京都に住む友人が、今年も洛西塚原の筍を送ってくれた。
東北にはいっぱい美味しいもんあるやろうけど、筍は京都のが懐かしいやろうと思うてなという友人の心遣いなのである。
宅配便で届くなり、大急ぎで筍のえぐみをとる作業にとりかかった。
すでに夜8時を回っていたが、友人の心遣いに応えるためにも、うんと美味しく仕上げなければ申し訳がたたない。

両手にずしりと重い筍の根本に近いところにある赤いイボイボをこそげとると、きめ細かく真白な肌が見えた。
どきどきするほど美味しそうな筍だ。
皮つきのまま先端を斜めに落とし、胴には包丁で縦に切り目をいれる。
我が家で一番大きなお鍋にたっぷりの水をはり、そこに一握りの米ぬかと赤唐辛子をいれ、
どぶんと筍をつける。筍がぷかぷか浮いて遊ばないよう、落し蓋の上に重石をしてコトコト煮る。台所に丸くふくよかな香りが立ち上りだすにつれ、急いていた気持ちが穏やかになる。
お箸がすっと通るくらいに筍が柔らかくなったら、火を止め、そのまま冷ます。
冷めきったら真水にさらして作業は完了。調理は明日に持ち越しとした。

翌夕の食卓には若竹のお吸い物、筍の天婦羅、筍と蕗の炊き合わせ、筍ごはんと筍づくしが並んだ。うまい具合に、我が家の山椒が新芽をいっぱい付けてくれている。
摘んだばかりの木の芽を天盛りにした炊き合わせをすすめると、息子たちからは
「お、今年はなかなか上手く炊けたやん」とちょっと生意気なお褒めの言葉をいただいた。
しかし、高校生で甘党の次男は「ちまきとか柏餅は作れへんの?」と物足りなさそうだ。
そこまで手がまわりませんと答えると、子どもの日にはつきものやろと食い下がる。
いいのいいの、筍はずんずんと大きくなるでしょ?子供が大きくなって欲しいと願う親心なのだと都合のいい講釈をした。
しかしこの講釈、案外的外れではないかも。
毎年筍を食べてきた息子たちは、二人とも私よりずっと背が高い。
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【2008/05/06 01:34】 | 未分類 トラックバック(0) |

NoTitle
ゆう
こんばんは。
筍づくしで・・・読んでいてヨダレガでちゃいました。ブログを拝見した翌日に筍を購入。烏賊と筍の煮物を作りました。下ごしらえは大変ですが、この時期だけのお楽しみですよね。



NoTitle
senju
ゆうさん、こんばんは。
たしかに下ごしらえに手のかかる筍ですが、この時期ならではの楽しみ。季節を取り込んだお料理を心掛けたいものですね。佐賀では、この時期どんな烏賊が手に入るのでしょうか。気になるところです。


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NoTitle
こんばんは。
筍づくしで・・・読んでいてヨダレガでちゃいました。ブログを拝見した翌日に筍を購入。烏賊と筍の煮物を作りました。下ごしらえは大変ですが、この時期だけのお楽しみですよね。

2008/05/13(Tue) 19:32 | URL  | ゆう #-[ 編集]
NoTitle
ゆうさん、こんばんは。
たしかに下ごしらえに手のかかる筍ですが、この時期ならではの楽しみ。季節を取り込んだお料理を心掛けたいものですね。佐賀では、この時期どんな烏賊が手に入るのでしょうか。気になるところです。
2008/05/13(Tue) 23:14 | URL  | senju #-[ 編集]
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