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今日は楽しみにしていたKさん家の稲刈り、ぜひ見せてくださいとお願いしていた。
と言うわりには、休日の朝はぼんやりとしているのが常の私に、Kさんから電話があった。
「今日は昼から天気が悪くなるっていうから、早めに(稲刈りを)始めたいのだけど」
5か月あまり、手間暇かけて育てた稲の収穫である。気象という自然が相手の仕事なのだから、
眠いとか、ゆっくりコーヒーを飲みたいとか、悠長なことは言っておれないのだ。
自分の甘さ加減を反省する。とにかく洗濯だけは済ませて、長靴とかっぽう着を自転車の前カゴに積み、Kさんの田んぼに向かった。

広い田んぼは小金色に染まり、たわわに実をつけた稲穂がうなだれていた。
空は青く腫れ、空気はからりとしている。
なんて気持ちの良い日だろう。

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さっそく、Kさんから稲の刈り方を教わった。
稲刈りはコンバインで行うのだが、コンバインの手が届かない田んぼの四隅は人の手で刈る。
私はそそくさと、かっぽう着を着、長靴を履き、Kさんからお借りした手袋をはめ、おまけに日本手ぬぐいで姉さんかぶり。
出で立ちだけは一人前である。
「鎌の刃で、指さ、切らねぇでな」
「はい、気をつけます!」
初めての経験にワクワクして、田んぼに入った。
稲はよく訓練された兵士のようにきちんと整列して、まぁるい日向の匂いがする。
一株一株刈っていくと、うっすら汗がにじんできた。
田んぼの脇を流れる水の音が、耳に涼しい。


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私の鎌を持つ手がおぼつかなくて心配なのか「大丈夫?」とKさんが声をかけてくれる。
「大丈夫!と言ったものの、ぬかるむ田んぼに足をとられて、あやうくひっくり返りそうになった。
なんとも頼りないお手伝いだ。


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息子さんの運転するコンバインが、きれいに稲を刈っていく。
「よく出来た機械ですねぇ」
「んだ、何人分もの仕事をすっからな」
その分、コンバインはびっくりするほど高価で、パートの私の年収4倍!
コンバインに限らず、農作業に使う機械はすべて高価なのだそうだ。
「機械がなかった頃は、みんな手で刈っていたんだよ」
3反(約900坪)ある田んぼ、昔はみな人の手で刈っていたのかと思うと、気が遠くなる。
「ここだけじゃねぇ、うちは5町歩5反の田んぼがあるんだ」
1町歩は10反、とんでもない広さだ。
人手の足りない農家では、どうしたって、機械がいるはず……。

天気予報どおり、午後から天気があやしくなり、大粒の雨が降り出した。
こうなると稲刈りは中止。
枝豆、お葱、胡瓜、大根に人参、ズッキーニやトマトまでいただいて帰ってきた。
それに試食用として、新米も!

Kさん、ありがとうございました。
明日は、新米を丁寧に丁寧にといで、白いご飯にあうおかずを用意します。
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【2008/10/04 21:03】 | 未分類 トラックバック(0) |
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