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年を重ねると、若いころには興味を示さなかったものに心惹かれるようになる。
紅葉狩りもその一つで、去年は日光、今年は十和田湖へ行ってきた。
十和田湖といえば、和井内貞行がヒメマスの養殖に成功したことと高村光太郎の乙女の像があるというくらいの乏しい知識しかない。
恥ずかしながら、地図をみて、十和田湖が秋田県と青森県の両県にまたがる湖であることを初めて知った。

十和田湖に着いたのは、お昼ごはんにちょうど良い時刻。
秋田県側の「ふるさとセンター」で比内地鶏の親子丼をいただきながら、友人と見どころ満載の十和田湖をどう攻略するか相談した。
相談といっても、友人は地理に長けて計画的に行動するから、私は一切合財お任せで、のんびりしたものである。
頼りになる友人は「休屋から子ノ口、馬門岩(まかどいわ)辺りまでシャトルバスに乗り、奥入瀬を観て歩いたあと、遊覧船で十和田湖を満喫してはどうか」という。
私に異論のあろうはずもない。
「よく知ってるね、何度も来てるの?」
「いや、はじめて」
忙しい人なのに、いつのまにそんなことまで勉強するのだろう。

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奥入瀬渓流は散策ガイドをみると、全長14kmあまり。
時間的体力的にみて、全部歩くことは到底不可能なので、シャトルバスを有効に使った。
残念ながら、紅葉はそれほどすすんでいなかったけれど、水と木々が織りなす美しい光景には幾度となく足を止めた。





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水と緑と土の匂いが、とても気持ちいい。
水の流れる音、小鳥のさえずりと虫の音が、10月半ばすぎとは思えないくらいの陽気に涼しさを添えてくれる。
願わくば、渓流脇の道路を走るバイクは爆音をたてるのをやめていただきたい。



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予定通り、子ノ口から遊覧船に乗って十和田湖を渡った。
奥入瀬より紅葉がすすんでいて、目を引く赤は紅葉かナナカマドか。






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十和田湖が湛える水量のせいか、はたまたその広さゆえか、とても優しい紅葉だった。
十和田湖の紅葉は、人の手が一切加えられていないという。
自然は偉大な芸術家ね、なーんて、ちょっと気取ったことを思ったりして。





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暮れなずむ十和田湖。
口数の多い私も、さすがにその美しさを前にしては言葉もない。
来てよかったね。
ほんとによかったね。
忙しい中、お膳だてしてくれた友人に心から感謝。
ありがとう。





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さて、今宵のお宿は友人が8月から予約してくれていた十和田ホテル。
こちらのホテルは秋田県側で、十和田湖畔の森の丘に佇む秋田杉の宿である。
客室全室から十和田湖が眺められるという。





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チェックインの際に、フロントで「カメムシが異常発生しているので、窓は開けないでください」との注意を受ける。
部屋に案内してくれた奇麗な女の子は、カメムシ退治用のガムテープを持参していた。
「カメムシが多い年は雪が多いのでしょう?」と言うと、
「さようでございます」と困ったように笑い、「このあたりは雪が多いので、冬は土日だけの営業となります」とのことだった。
雪の多い土地のご苦労は、少しは分かるつもりである。
気の良い友人もそのご苦労を思ってか、彼女と一緒にカメムシ退治をしていた。



翌朝もよく晴れて、気持ちの良いお天気。
「楽しい時間はあっと言う間にすぎるね、明日からまた仕事だわ」と言う私は
「また、それを言う」と友人にたしなめられた。
そうよね、また来年も紅葉を愛でに来れるよう、がんばらなくては!
焼きそばの町、黒石で「つゆ焼きそば」を食べ、駆け足で我が家に帰ってきたのでした。

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【2008/10/19 20:29】 | 未分類 トラックバック(0) |
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