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帰る日の朝は雪模様。
ホテルの窓から望むと、駅はすっかり雪化粧をほどこしていた。
帰りの電車は午後発だけど、この分ではそう遠くまで行けないなぁ。

Hk10


朝食を終えて荷物をまとめていると、友人が行ってみたい所があると言う。
ホテルのロビーに飾ってあった器というか鉢というか、とにかくそれが気になっているらしい。
北欧あたりのお洒落な器(といっても、洗面器くらいの大きさ)かなと思っていたというと、
「北欧ではない、この近くに販売店があるとフロントに教えてもらった」のだそうだ。
ならばということで、でかけたのはブナコの製品を販売しているブレスという会社のショールーム。
こじんまりしたショールームには、照明、インテリア、テーブルウェア、ステーショナリーと見ているだけでも楽しい製品が並んでいる。
店内に置いてあったパンフレットにはこう書いてある。
 「ブナコは、原材料の加工から完成まで自社で一貫生産している国産の木工品です。
 木材資源を有効に活用する「地球にやさしい」独自のエコ製法で作られています。」
木工品だけれど、いかにもカントリーといった感じではなくシャープさがあり、といってもやはり木の温かみがあり、うまく言えないけれど、要するにシンプルでお洒落なのだ。
テーブルウェアは完全防水加工してあるので、大きめのボールはワインクーラーにも使えるのだとか。
今年の夏に行われた洞爺湖サミットの、各国首脳へのお土産に日本手拭い、扇子とともにブナコのトレーが使われたのだそうだ。
(http://www.bunaco.co.jp/)

私たちにいろいろ説明してくれた女の子は、すっきりした額が理知的な印象で、静かに話すけれども芯はしっかりしていると思われた。
友人がお皿を買ったので、包装してもらっている間、その女の子が弘前はいかがでしたか?と訊いてくれた。
弘前の人たちには失礼ながらと前置きして、「弘前って、もっと鄙びた所だと思っていたのよ。全然違っていました。昔ながらの風習や旧い建物があるかと思えば、こちらのお店のように新しいものもいっぱいあって。弘前って、不思議な所ですね」
女の子はニコニコ笑って、「弘前は、ハイカラ好きなのです。昔から、文化度は高かったようですよ。
国立大も県庁所在地ではなく、弘前にあるくらいですから」


HK13念願かなって訪れた津軽・弘前。美味しくて、楽しくて、寒くて、豪快。そして不思議な魅力のある街だった。
「いい旅だったねぇ」
「ほんとほんと、行ってみないとわからないこと、いっぱいあったでしょ?」
友人の言葉に大きく頷いて窓の外をみると、3日間、雲に隠れて見えなかった岩木山の、裾だけを望むことができた。


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【2008/12/12 23:07】 | エッセイ トラックバック(0) |

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2008/12/28(Sun) 23:43 |   |  #[ 編集]
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