上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スーパーでみず菜をみかける度に、食べたいなぁと思う鍋料理がある。
大阪人の私がみず菜を使った鍋と言えば、はりはり鍋と思われるだろうが、あいにくそうではない。
みず菜と赤貝と焼き豆腐のお鍋、これが食べたいのだ。

子供のころ、このお鍋はよく食卓にのぼった。
赤貝といっても、寿司ネタになる赤貝ではなく、川魚屋さんで一カゴ単位で売られていた庶民派のもの。(ネットで調べてみたら、たぶんサルボという名だと思われる)
みず菜は今時のスーパーにあるような行儀のよいものでなく、箒をさかさまにしたように、わっと広がっていた。
お鍋に張るのは、醤油、砂糖、お酒で味付けしたお出汁。
お出汁がくつくつ煮えだしたら、焼き豆腐を入れ、つづいて赤貝、お豆腐と赤貝に火が通ったらみず菜を入れる。
ただこれだけなのに、すごく美味しい。
貝の旨みを吸ったお豆腐といい、しゃきしゃきのみず菜といい、そしてぷりっとした赤貝といい。
やがて、みず菜が数本残るだけになったお鍋の底を探り、きゅーっと小さくなってしまったとはいえ、赤貝を見つけたときのうれしかったこと!

今日、買ってきた食材で、このお鍋にちかいものを作ろうと思った。
手に入らない赤貝に代って、牡蠣とひいか、牡蠣のお出汁と烏賊の食感で赤貝を彷彿とさせたかったのだ。
結果は「……」
当たり前に、牡蠣は牡蠣、烏賊は烏賊。
牡蠣+烏賊=赤貝になるわけないよなぁ
救いはうま味をすった焼き豆腐で、これが肴になって日本酒がすすんだことだった。

スポンサーサイト

【2008/12/14 23:02】 | エッセイ トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。