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焼き鱧を頂いたあたりで、ぬる燗のお銚子はすでに2本目。
友人も私も、ほろりといい気分である。

京都 鱧料理5


皮目を焼いた「焼き霜の鱧」が出された。
火を通しすぎず、さっぱりとした味わいで、木の芽があしらわれていた。
京都は山椒がお好きなのねぇ。
それにしても、お世話をしてくださっている板さんの、お料理をだしてくださるタイミングの良さには驚く。
「そう思うやろ?ここのお店の人は、ほんまにお行儀がええさかい、どなたをお連れしても安心やねんわ」
と、友人もご満悦の様子である。


京都 鱧料理6


さて、いよいよ「鱧しゃぶ」の登場となった。
お鍋の中は、大ぶりに切った淡路の玉ねぎと自家製のお豆腐、ささがき牛蒡、
それと「しゃぶしゃぶ」にしては随分と少なめのお出汁が入っているだけである。
板さんが、新しく用意されたお猪口に、少しずつお出汁を入れてすすめてくださった。
「!」
友人と顔を見合わせて、思わずにっこり。
いやぁ、美味しい~。ええお出汁どすなぁ
お出汁は、鱧の骨をじっくり煮込んでとるということだった。

京都 鱧料理6


「ご家庭では、お昆布と鱧の骨でお出汁をとりはったら、それで充分とちゃいますか?」
板さんはにこにこしながら仰るが、いやいや我が家ではとてもとても…。
お出汁が出る前に、息子たちのお箸がのびるに決まっている。
うす造りにされた鱧の切り身を、さっとお出汁につけていただく。
繊細なお出汁があっさりとした鱧の身を、よりいっそう上品に、かつ旨味を引き出してくれているようだ。
自家製のお豆腐は甘くなめらかで、玉ねぎの甘さ、牛蒡の香りの良さは言うまでもない。


京都 鱧料理6


締めは「にゅうめん」
この繊細なお出汁には、細い麺が実によく合う。

帰り際、玄関まで見送ってくださった板さん、
ごちそうさま。鱧を十二分に堪能させていただきました。

「ああ、お腹いっぱいやなぁ。ちょっと歩こか」
ええー!?歩くの?
「美味しいから、つい食べ過ぎてしもたわ。このまま寝たら、胃がもたれるよってに」
というわけで、夜10時近くになっても気温28度の花見小路を歩いて、ホテルに帰ったのでした。
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【2006/08/08 21:50】 | 未分類 トラックバック(0) |
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