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大好きな山菜採りもそろそろ終わり、山での楽しみは山椒の実を採ることだけになった。
どんより曇り空ではあったけれど、「日焼けしなくていい」とばかり山椒の実を採りに行くことに。
果たして、収穫は大量!指先に山椒の匂いがしみつくほど採れた。

親友の一人は、毎年、山椒の実は佃煮にして夏を乗り切るという。
大阪では決してお安くない山椒の実、「何代にもわたって続く我が家の風物詩だから止められない」のだそうだ。
たくさん採れたのだから彼女に送ってあげよう、きっと喜んでくれるはず。
しかし、いくらたくさん採れたといっても、荷物として送るには山椒の実は小さすぎる。
ならば、採れたて新鮮野菜も同梱してやろうじゃないか!

というわけで、お気に入りの産直のお店へ立ち寄った。
地元の農家の人たちが、作った野菜や果物を持ち寄り売っているお店である。
こちらのお店は素朴で飾りっけはないけれど、気軽に地元ならではの野菜を使ったレシピや野菜の保存方法などを教えてもらえる。
そのうえ、スーパーよりも新鮮でリーズナブルなのがすごーく嬉しい。
つい買いすぎてしまうのが難点だけれど……。
本日購入は、山蕗、ラディッシュ、みず(山菜)、青菜(せいさい)の董。

山蕗は採ってきた山椒の実とともに佃煮にするつもり
そんな話をお店の人と話していると、だんだん話が盛り上がってきた。
お店の人は気をよくしたのか
「私が出した吾亦紅の苗だから、もって行け」とサービスしてくれた。

mb2

吾亦紅は大好きな花の一つである。
大喜びする私に「(この花は)増えっからよ」と教えてくれた。
「あ、それから」
「?」
「メキシカンブッシュ政治、植えてみっか?」
「へ?」
「メキシカン、ブッシュ、政治、って花だ」
メキシカンブッシュ→メキシコ人のブッシュ?って、それはアメリカ国民のブッシュ前大統領に対する揶揄?
だって、あとに「政治」がついている。
なんだかスケールが大きいような、きな臭いような花だな。
米沢の人って、政治的な洒落を好むのかな。
私の困惑とは裏腹に、お店の人は笑って言った。
「綺麗な花が咲くよ、楽しみにするといいっさな」


mb1

名前の割には、頼りない普通の苗であった。
家に帰って、メキシカンブッシュ政治を調べてみると、
なんと、メキシカンブッシュ政治はメキシカンブッシュセージという宿根草で、
夏から秋にかけて、ビロードのような薄紫の花を咲かせるという。
草花になんの罪はなし、ご大層な名前と取り違えられるとは露知らず。
お店の人に言われたとおり、どんな花が咲くか、とても楽しみである。
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【2009/06/07 22:08】 | エッセイ トラックバック(0) |
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