上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大雨や竜巻の被害に遭われた方のことを思うと、これしきの雨、蒸し暑さなんて!と気合を入れるが、
こうもじとじと鬱陶しい日が続くと気合がしぼんでしまう。
今朝も週刊天気に並んだ雲と傘のマークを観て、うんざり。
あー、布団を干したい、シーツをぴんと伸ばして干したい、何年かぶりに漬けた梅だって土用干を待っているのだ。
冷たく冷やしたビールは、真夏の乾いた喉に一番効くのであって、蒸し暑い夜では不完全燃焼する。
内田百の御馳走帖に、ビールを「どぶどぶした飲み物」と書いた件があるが、まさしくそうなってしまうのである。

主婦として、こういうときの晩ご飯にはほとほと手を焼く。
脂っこいものやこってりしたものは願い下げで、あっさりさっぱりといきたいが、あいにく次男は酢の物が苦手ときている。
お刺身は鱸や鯒が美味しいだろうなぁと思うけれど、普段の食卓に上るには贅沢すぎる。
お刺身が食べたくても手が出ないときにちらりと脳裏をかすめるのは、関西人ならおなじみ、夏の肴の定番である鱧とおばいけ。
おばいけはさらし鯨のことで「おばけ」とも言い、きっかり冷やして酢味噌で食べる。
鱧は私の好物だが、先日、スーパーで鱧の湯引きを見かけた時、使い古したバレーボールみたいな色をしていたので、とても買う気にはなれなかった。

かくして、最近の晩ご飯はやたら麺類が多い。
今夜は天ざるうどん。
天ぷらの材料は我が家で採れた茄子と紫蘇、いんげん、かぼちゃ、海老、薬味のお葱も自前という大変リーズナブルなものに仕上がった。
おうどんは日本酒といただくのが常の私だが、こう蒸し暑くては日本酒はしんどい。
かといってビールだと、よけいにどぶどぶする。

「呑まんかったらええやん」と次男が一声。
え?まぁ、その、あの、……おっしゃるとおりでございます。
スポンサーサイト

【2009/07/28 23:49】 | エッセイ トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。