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久し振りに、ブログを3日連続で更新した。
今宵は、FC2からのお題「心に残った絵本」に思い出したことを綴ろう。

長年、我が家はお金との付き合いが希薄だが、子供たちが幼かった頃は、希薄どころか掠る程度のお付き合いだった。
しかし、毎日、節約にきゅーきゅーしていては、私も子供たちも面白くない。
そこで、月に一度の楽しみを設けることにした。
毎月25日(私の給料日)、奇数月は絵本を買う日、偶数月はビデオを借りる日と決めたのである。
当時はビデオを借りるのが今ほど安くなかったので、絵本購入と比べてそれほど遜色はなかった。

最寄の駅の地下には大きな本屋さんがあって、奇数月の25日、仕事帰りに子供たちと立ち寄った。
「好きなのを択んでいいよ」と言われても、スーパーで駄菓子を買ってもらうのと勝手がちがうせいか、子どもたちはいささか緊張しているようであった。
それでも、胸がどきどきするほどの嬉しさは隠せないとみえ、気に入った絵本を胸に抱き、レジで支払いをする私に「早く帰ろう」と催促したものだった。
ビデオはドラえもんが一番の人気だったから、何年かの間に、子どもたちと一緒になって私もかなりの作品を観たと思う。
長男が小学校5年生のころだったろうか、ビデオはアニメばかりでなく洋画も観るように勧めた。
しかも、洋画は字幕に限らせた。
なんのことはない、私が映画好きなので、将来子供たちと一緒に映画を楽しめるようにとの下心からである。


「絵本の日とビデオの日は、ほんまに楽しみやったで。ええ思い出やわ」
いつだったか、長男が懐かしそうに言ったことがある。
「ええ思い出」になった長男は、大の映画好きになって、ちょっとマニアックな映画も観ているようだ。
「小学校1年生に、字幕の洋画はちんぷんかんぷんやったでぇ」
と今さらクレームをつける次男は、アニメ映画を観足りなかったか、今でもアニメ映画が大好きである。
しかし、子供たちは二人とも私と一緒に映画を観にいくという発想は皆無であり、ま、ごくごく当たり前のことなのだけれど。

今日は長男の誕生日。
過ぎてしまえば、育児なんて夢のよう。
一緒に絵本やビデオを択んだ日は、いやはや遠くになりけり。


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【2009/11/04 22:57】 | エッセイ トラックバック(0) |
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