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突然、次男より「今年の春から大学の寮に入りたい」との申し出があった。
一昨年の秋に長男が独立して以来、次男と二人暮らしだったわけだが、
次男に出ていかれると、ええーーー!私、一人暮らしになる!!
我が家は借家なれど、建坪30坪、自慢じゃないが、大阪では住んだことのない広さである。
この広い家に一人暮らしぃ??
瞬時に、一人分の食材を抱えてすごすご帰宅する私、背中を丸くしてお葱を刻んでいる私、テレビに話しかけている私、かかってきた友達の電話を切らせまい終わらせまいと頑張る私、等々の姿が思い描かれた。
「ちょ、ちょっと待って、いきなりそんなこと言われても」
「俺も今年、二十歳になる。一人暮らしをしてみたい」

次男の言い分はこうだ。
この1年間、朝は7時前から夜は8時過ぎまで大学に通ってきたが、一日に数本しかないダイヤではバイトもサークル活動も思うに任せない、友達に誘われても、足回りの都合で断ったのは1度や2度ではない、俺にだってやってみたいことはいっぱいある。
次男の胸の内を聴くにつれ、自分の都合ばかり考えている私自身に気がついた。
それに、親の経済力を慮って、大学の寮を選択しているのも健気ではないか。
いくら離れて暮らすとはいえ、船や飛行機に乗るほど遠くではあるまいし、私も随分大げさなと苦笑する。


そういうことならと前置きして、いくら寮生活とはいえ、いくつかの家電製品を用意しなくてはいけないし、引っ越し費用も考えなくてはならぬ。
春までに10万円は貯金しておきなさいと申しつけた。
次男の決意がぐらつきそうな金額を提示したのだが、「ひゃー、きついなぁ」と言ったわりには嬉しそうにしている。
「で、いつから入居できるの?」
「いや、入居は抽選みたいやわ」

……どうか外れますように。



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【2010/01/19 22:35】 | エッセイ トラックバック(0) |
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