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これだけブログをさぼってしまったら、どうにも収まりが悪くて「ブログ、やめよっかなぁ」とグズグズしていた。
グズグズしながらも、仕事が増えてヘロヘロになったり、すっかり雪の解けた庭で野生のキジと遭遇したり、ガソリンスタンドから出てきた車がぶつかってきたりとややこしい日々が続いていた。
おまけに、次男の大学寮への入寮が決まっては、お彼岸に入ってもずるずる続く寒さがいやというほど身にしみる。

幸田文さんの「春の声」というエッセイにこんな一節がある。
『台所で使う水の音、茶碗の音も、冬は冬のね、春は春のねをたてる。』(講談社文庫 季節のかたみ)
私は台所に立って何を聞いてきただろう。
長男が生まれて以来、ずっと背中で息子たちの様子を聞いてきたような気がする。

明後日は次男の引っ越し。
ちっともはかどっていないようで、どうするつもりかと気がもめる。
「明後日は棚卸やから、仕事を休まれへんよ」
引っ越しを手伝えないぞ、しっかりやりなさいよ!との意味を含めて言うが、
次男は「うん、大丈夫」とさらりと答えるから憎らしい。

私は今まで一人暮らしをしたことがない。
寂しくないと言えば嘘になるが、いずれ一人暮らしを始めなければならないのなら、
この年齢くらいから助走を始めるのも悪くないかもしれない。
中島らもさんは著書の中で『「教養」とはつまるところ「自分ひとりでも時間がつぶせる」ということだ。それは一朝一夕にできることではない』(双葉社 固いおとうふ)と述べられている。

ふ~ん、ならば、またぞろNHKラジオの英会話テキストを買おうかと思った今宵です。
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【2010/03/30 22:57】 | 未分類 トラックバック(0) |
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