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次男の晴れの門出に際し、今夜は親子二人で祝杯をあげた。
晴れの門出の割には食事はいたって地味で、メインディッシュは筑前煮である。
どういうわけか、次男は幼いころから筑前煮が大好きで、誕生日、卒業式等といった特別な日の料理に
必ず筑前煮をリクエストする。

普段の夕食にも時々登場する筑前煮だが、今夜はいつもよりグレードの高いものにしたかった。
たとえば、こんにゃくは有機物にするとか、鶏肉は地鶏にするとか。
しかし、我が家の経済はお給料前で、思うに任せない。
ならば、うんと丁寧にお出汁をひこう。出勤前、水をはったお鍋につけた昆布は、我が家で一番の上等。
夕刻には、それを元に精いっぱいの一番だしをひこう。


「ん、うまいなぁ」
筑前煮をほおばった次男が笑う。
「身体に気をつけて、頑張りや」
「うんうん、頑張るわ」
ありきたりな会話が、やけに重い。
こういうとき、私の母もこんな思いをしたのかなと思う。

明日が次男の晴れの門出なら、私にとっても新しい門出。
カッコイイイおばさんを目指すのも、悪くないよね。






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【2010/03/31 22:46】 | エッセイ トラックバック(0) |
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