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今朝、まだ5時前だというのに、次男の部屋から騒がしい音がする。
引っ越しの準備は整ったということだったのに?
しぶしぶ覗きに行ってみると、何やらバッグに詰め込んでいる。ええーー!!まだ荷物をまとめているの?
どうやら、祝杯が効いて、昨夜のうちにしておくはずだった最終の荷造りができなかったらしい。
これは、お酒を用意した私にも一部責任がある。次男が予定通りの電車に乗れるよう、手伝わなくてはならない。
というわけで、早朝にも関わらず、親子して荷造りに励むことにあいなった。

私は5度引っ越しを経験しているが、引っ越しの度に思うことは、「いつの間にこんなに物が増えたのだろう?」
それは次男もきっと実感していたはずで、大きなカバンに詰めても詰めても詰め切れない。
段ボールに詰めて発送したらと薦めたが、どうしても今日から要るものばかりだからと言いきる。
結局、次男の手荷物は大きなトートバッグが3つ、ビジネスタイプのバッグが1つ、大型リュックサックが1つになった。
「一人で持って歩けるの?」
「やるしかないやん」
時間の無さと荷物の多さに、二人とも不機嫌になる。

まさか大学まで付き合うことはできないから、せめてと駅までのタクシーを手配した。
「んじゃ、行ってくるわ」と言った次男の出で立ちは、大学寮デビューのために買ったと思われるライダースジャケットに細身のパンツ、親バカ承知で痩身の次男によく似合うと思う。
が、次男はその格好で、両手に膨れ上がったトートバッグを、おまけに大型リュックを背負ってタクシーに乗ったのだった。

無事に着いたのかしら。
一人で晩ご飯を食べながら考えた。
メールをしようか、電話をしようか。
いやいや、今日は寮生の友達が歓迎会をしてくれると言っていたからな。
そう思いなおして携帯をバッグにしまったら、ふいに涙がこぼれた。








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【2010/04/01 22:57】 | エッセイ トラックバック(0) |
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