上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

昨夜遅くに、次男から電話があった。
ゴールデンウィーク以来、久しぶりに聞く声である。
次男の声の張りと楽しそうな口ぶりから、まずは元気と胸をなでおろした。

「ちゃんと食べてるの?」
母親の一番の心配はここだ。大学生活を楽しんでいるだろうか、親友と呼べる友達はできただろうか、本文である学業をさぼってはいないか等々、心配の種は尽きないが、最大の心配事は子供が〝ちゃんと食べてるかどうかなのだ。
親としては「うん、ちゃんと食べてるよ」と返事してほしいところなのに、次男は「お米がな、ちょっと心細いねん」と言うではないか。
次男がお世話になっている寮は、自炊である。
貧乏学生の彼はミールクーポン(学食用食券みたいなもの)を買えないから、否応なしに寮の共同台所で料理しなければならない。
聞けば、だしを引いた後のいりこを甘辛く煮つけたり、小麦粉を練ってすいとんを作ったり、親のひいき目ながら努力をしているようだ。
次男は7月で二十歳になる。まだまだ、食べたい盛り。
食べても食べてもすぐにお腹が減るけれど、食費はかさばるし料理するのも煩わしい。
「おかん、腹が減るのが怖いって気持ち、分かる?」

分からんわ、そんな気持ち!
と言いつつも、しゃぁないな(仕方ないな)、明日にでもお米を送ってやろう。


スポンサーサイト

【2010/05/26 22:04】 | エッセイ トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。