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なんだかんだと走り回っているうちに、9月も半ば。
とても嬉しいことに、米沢はすっかり秋めいてきた。
先週の日曜、お芝居の稽古場へ向かうため、JR米坂線に乗った。
JR米坂線は米沢駅と新潟県村上市の坂町を結ぶ線で、もちろん単線。
私が乗ったのはE120という車両で1両のみ。扉の開閉は、乗客が扉脇にある開閉ボタンを押して行う。
ちなみに、扉の開閉は米坂線に限ったことではなく、奥羽本線の車両でも乗客が行っている。
これは私が米沢に来てびっくりしたことの一つだが、運行本数の少ないことには今でもびっくりしている。

昨夜の大雨の影響を受け、列車はゆっくりと走る。
窓の外では、稲刈りを待つ黄金色の稲穂が一面に揺れて、とてもきれいだ。
6:04始発から20:41の終電を含めて、1日10本しか通らない列車がやってくると鳥もおどろくのだろう、
稲穂を狙っていた小鳥たちが一斉に飛び立った。
空ではトンビが悠々と舞い、雌の雉は急ぎ足で線路脇の畦道を行き、稲穂の間からは鷺が孤高の鳥といった風情で立つのが見える。
走る列車がつれてきた風に、すっかり伸びたススキが大きくしなって列車のお腹をなでる。
小さな駅の電線にとまっているアキアカネは、どうしてどれもきちんと南を向いて並んでいるのだろう。

本来なら、秋の味覚をいっぱいに詰めたお弁当を肴に、缶ビールをプシュッと抜きたいところ。
しかしながら、わずか30分間でも、米沢の秋を感じられたのでした。








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【2010/09/14 21:35】 | エッセイ トラックバック(0) |
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