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午前9時30分、立ち込めていた霧がきれいに晴れたので、自転車の前籠に
長靴と軍手を押し込み、農業を営んでいらっしゃる知人宅を目指して出発。
国道を渡れば、一本道の両側は一面の田んぼである。
稲刈りの終わったところが多く、刈られた稲が大きな衝立のように干されていたり、あるいは、杭に刺して干してある様は、蓑傘を着けた人が整列しているように見える。
予報どおり、お天気は霧のち快晴。
サイクリング気分で出発したものの、道のりは6キロの緩い上り坂である。
10分も走れば、額にはうっすら汗がにじみだし、今朝はちょっと冷えたからと羽織ってきたヨットパーカーが厚めなことを後悔する。

「おはよう!よぐ来たな~」
出迎えてくれたのは、ピンクのギンガムチェックをあしらったエプロンがお似合いのKさんと茶目っ気たっぷりのワンちゃん、チャコちゃんである。
稲刈りが終わったばかりのKさん宅、柔和な笑みで会釈してくださったご主人は、新米の出荷に大忙しのご様子だった。

「胡瓜さ、もぐか?」
Kさんに促され、私は慌てて持参の長靴と軍手を装備。
ビニールハウスに連れて行ってもらった。





ビニールハウスの中に入るのは、生まれて初めてである。
こんなに広いのに、温かい!
おお!胡瓜がそこかしこに!






収穫用のハサミを手渡され、
「もう胡瓜も終わりなんだけんど、このハサミと同じくらいの大きさの
胡瓜さ、もいでけろ(もいでください)」
合点承知!
ものの30分もすれば、胡瓜はこんなに採れました。



どうです?美味しそうでしょう?

「そのまま食ってみろ」
言われるままに、一本を半分に割ってみると
パキッ!とはちきれる音がして、割れた口は見るからにジューシーそのもの。
傍目気にせずかぶりつくと、瑞々しくてほんのり甘くて、どこか青臭い、昔懐かしい胡瓜の味がする。
「うまいべぇ?」
うんうん、言葉もありません。

私の農業初体験はまだまだ続きます。
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【2006/10/14 23:36】 | 未分類 トラックバック(0) |
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